続々と最終回でロス…ドラマ好きによる豊作だった今期の収穫

2021.9.22 07:45

『彼女はキレイだった』左から赤楚衛二、中島健人、小芝風花、佐久間由衣 (C)カンテレ

(写真1枚)

続々最終回を迎えている、2021年7月期の夏ドラマ。世界トレンド1位の常連などSNSでの話題はもちろん、個人的に「出合えてよかった・・・」としみじみ思うあれこれを、編集部のドラマ好きがただ綴っていきます。

■ 眞栄田郷敦演じる壱成がかわいすぎた…『プロミス・シンデレラ』(TBS)

同作は、夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しという人生崖っぷちのアラサーバツイチの桂木早梅(二階堂ふみ)が、金持ちイケメン男子高校生・壱成(眞栄田郷敦)と出会い、金と人生を懸けたリアル人生ゲームを繰り広げるラブコメディー。

原作は橘オレコの同名漫画で、高校生・壱成は特にファンが多かったこともあり、当初は眞栄田郷敦という配役に不安の声も。しかしどんどん早梅を好きになり、まっすぐに愛を向ける壱成の姿やセリフは毎回破壊力抜群で、「壱成やばい」「かわいすぎて死ぬ」など母性くすぐられる人が続出していました(もちろん筆者も)。

郷敦の高身長(183cm)に改めて驚き、また金髪&学生服&着物が似合いすぎていて(あと育ちの良さが随所に見える所作のキレイさも高ポイント)、郷敦はこの役からきっとファンが増えたことでしょう! 前クールの『レンアイ漫画家』のときは何も思わなかった(むしろ役柄的にちょっとイラっとしていた)けど、やっぱり「適役」というものがあるんですね・・・(『初めて恋をした日に読む話』でのピンク髪・横浜流星しかり)。

また壱成の兄・成吾(岩田剛典)への歪んだ愛から暴走する菊乃を演じる松井玲奈。ドラマ『ニーチェ先生』(2016年)の怪演や映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』の悪役でも感じたけど、こういう役がめっちゃうまい。

■ 世界トレンド1位の常連『彼女はキレイだった』(カンテレ)

さえない太っちょの少年からイケメンエリートになった宗介と、優等生の美少女から無職の残念女子になった愛のすれ違う初恋の行方を描いた、中島健人と小芝風花がW主演を務めるラブストーリー。

韓国で放送されたドラマ(韓流トップスターのパク・ソジュンが主演)のリメイクとあって、放送前は原作好きから批判の声もありましたが、「原作をリスペクトしつつも日本のラブコメディにしっかりなっているところが最高」と回を重ねるごとに評価され、番組名は世界トレンド1位の常連に。

愛に恋して以降、ツンとデレが垂れ流しの宗介は、ナルシストキャラでコメディもできるケンティー(中島健人)の良さが詰め込まれた適役。ラブストーリー出演のイメージがあまり無かったため、今後「かっこいいけどクスっと笑える」ような役柄のオファーが増えそうな予感がします! ケンティー観てるだけでもうおもしろい。のに、ちゃんとイケメン。最終回での生放送でセリフを噛んじゃったのも愛すべきポイントでした。

そのほか、すっぴんも素晴らしかった小芝風花演じる愛の劇的変化、そしてなんといっても「チェリまほ」で一躍有名となった俳優・赤楚衛二演じる同僚の樋口も大大大人気で、「宗介派」「樋口派」が生まれるなど話題に。公式ツイッターでは「隠しセクゾ」などスタッフの小細工も多く、ファンを楽しませる工夫が随所に感じられました(最終回後も宗介インスタが更新される、など)。

■ 戸田恵梨香らのコメディがクセになる『ハコヅメ』(日本テレビ)

原作は泰三子の漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』。戸田恵梨香と永野芽郁がW主演を務める凸凹交番女子ペアを通して、身近なようで意外と知らない、警察官の笑いあり涙ありのリアルな日常を描くストーリーだ。

原作のコメディタッチな世界観が見事に再現され、戸田恵梨香、永野芽郁、三浦翔平、山田裕貴ら出演者の「笑ってはいけない」的演技がすばらしいし贅沢(ムロツヨシは言わずもがな)。「日テレドラマ」の公式YouTubeチャンネルでは毎話のコミカルシーンをそのまま切り出した【本編ノーカット版】シリーズも多数公開されていて、第1話に関する「絶対に笑ってはいけない通常点検」の動画は500万回再生を突破するなど、クセになる人が続出しました。

そして、藤川合(戸田&永野)ペアはもちろん、源山田(三浦&山田)の髪型モジャツンペア、そして源藤(三浦&戸田)の同期ペア・・・と警察官におけるコンビの化学反応も、毎話の楽しみのひとつ。三浦翔平と山田裕貴、ドラマが終わっても仲良さそうな雰囲気が出てます。

■ 重岡大毅の泣き笑いの演技がすごい『#家族募集します』(TBS)

マギーが脚本を手掛けるオリジナルホームドラマ。シングルファーザーになった俊平(重岡大毅)は、偶然再会した幼なじみの蒼介(仲野太賀)がSNSに投稿した「#家族募集します」という呼び掛けに巻き込まれ、募集を見て集まった礼(木村文乃)やめいく(岸井ゆきの)ら7人の同居生活が始まるというストーリー(最終回は9月24日)。

太賀、木村文乃、岸井ゆきの、橋本じゅんという演技派たちに引けをとらない、ジャニーズWEST・重岡大毅の泣き演技の高さに、SNSは衝撃。これまでも『宇宙を駆けるよだか』(Netflix)や『これは経費で落ちません!』(NHK)、24時間テレビのスペシャルドラマ『誰も知らない志村けん』(日本テレビ)など演技力の高さに定評のあった重岡くんですが、彼の真骨頂でもある「泣き笑い」で今回再認識した人も多いよう。本当に1時間、ずっと重岡くんのなかに「俊平」が存在しすぎて、泣きそうな顔でいるからこっちも泣けてしまう。

そして、菅田将暉や神木隆之介らとも息の合った演技を繰り広げてきた実力派の太賀ですが、「いろんな現場に行くけど、重岡くんに似た人には出会わない。人としても役者としても個性的だから。こんな面白い俳優がいるって知らなかったよ、教えといてくれよって思ったぐらい」など絶賛。息もぴったり! その様子は番組公式アカウントでたまに配信されるインスタライブでも感じられて、微笑ましい〜(重岡くんは出演者となかなか仲良くなれないとか言っていたので)。

■ テレ東の不倫モノはハズレなし『うきわ ー友達以上、不倫未満ー』『ただ離婚してないだけ』

門脇麦主演、森山直太朗共演で、野村宗弘の『うきわ』を映像化。社宅住まいの主婦・麻衣子(門脇)は、隣に住む夫の上司・二葉(森山)と社宅のベランダでの会話をきっかけに仲良くなる。配偶者に浮気されて傷ついている2人が、「不倫まで壁1枚」という危うい関係性のなかで、次第に惹かれ合っていく様子を描く。

門脇麦、大東駿介、西田尚美、そして若手は小西桜子、高橋文哉、田中樹(SixTONES)ら全キャストの配役が素晴らしいなか、特に印象的なのが、溺れそうな主人公・麻衣子の心の支え(うきわ)となっている「二葉さん」こと森山直太朗。

朝ドラ『エール』やNHKドラマ『心の傷を癒すということ』でも演技力の高さが話題となっていたが、今回も「演技めっちゃうまい」「表情だけで伝わる」「こういうサラリーマンいる」など絶賛の声が続出。スローランニング時の絶妙なおじさん感にクスっとしつつ、40代男性をリアルに演じていて、メチャクチャ良いです。9月27日が最終回、麻衣子と二葉さんはどうなるんだ・・・。

また、本田優貴の同名漫画が原作の『ただ離婚してないだけ』は、結婚生活7年目でただ離婚していないだけの冷え切った夫婦の姿を描く不倫サスペンス。KisーMyーFt2・北山宏光が、新聞配達員の若い女性と不倫をし、最悪の事態を招いてしまうフリーライター・柿野正隆を演じる。正隆の妻で小学校教師の柿野雪映役は中村ゆり。

明るいイメージの北山がほとんど笑わない役柄で新鮮。最悪な展開になるにつれて、逆に絆が深まっていく2人がもう・・・。ハラハラ、ときどきグロめの展開が深夜0時の放送でちょうど良い。主題歌に起用されているキスマイの楽曲『Fear』もぴったりで、デビュー10周年を迎えて全員30代になった今のグループの良さが表れていて、MVも要チェックです。

■ 爽快ストーリーの最後に衝撃、鬼脚本の『TOKYO MER』(TBS)

救命救急チーム「TOKYO MER』を舞台に繰り広げられる医療ドラマで、チームのリーダーでスーパー救命救急医・喜多見(鈴木亮平)らが、事故、災害、事件現場に駆け付け奮闘する姿を描く。また、チームメンバーの救命救急医・音羽を賀来賢人、看護師・蔵前を菜々緒、東京都知事・赤塚を石田ゆり子が演じる。

喜多見チーフ(鈴木)の圧倒的主人公感、ツンデレっぷりが際立つ音羽(賀来)とのコンビネーションなど見どころは満載で、毎回放送後はツイッターのトレンドに関連ワードがずらり入る。何が正しくて何が間違いかが明確で、毎話爽快な展開は「さすが日曜劇場」といったところ。「月曜から頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるヒーローものだ。

これまでトンネル崩落事故や停電した病院、二酸化炭素噴出事故などさまざまな現場で命を救い、「1人も死者を出さないこと」というミッションをクリアしてきたMERだったが、最終回前話の衝撃の終わり方にSNSでは「鬼脚本だ」「そんなの辛すぎる」と話題沸騰に。最終回間近での急展開、やっぱり日曜劇場だな・・・。でも最終回は1時間号泣しっぱなし、希望を持てる終わり方で、映画化を期待してしまいました!

■ 野呂佳代の看護婦がリアルすぎる『ナイトドクター』(フジテレビ)

波瑠が主演を務め、夜間救急専門の医師たちが奮闘する姿を描く医療ドラマ。崩壊寸前の救急医療を立て直すべく、「柏桜会あさひ海浜病院」では夜間勤務専門の救急医チーム「ナイト・ドクター」が新設される。そこに、救急医の朝倉(波瑠)、成瀬(田中圭)、深瀬(岸優太)、桜庭(北村匠海)、高岡(岡崎紗絵)が集められる。

錚々たる出演者のなかで、なぜか気になってしまうのが、看護師役の野呂佳代。セリフ量は少ないものの、登場するたびになんだか安心してしまう雰囲気を醸し出しており、SNSでは「あんな看護師さんめっちゃいる」「野呂さんハマり役だと思う」「いい味出してる」と注目している声も多かった。

そして医師4年目の新人救急医・深瀬を演じるKing&Princeの岸優太。泣きの演技もうまく、最近では朝ドラ『おかえりモネ』での永瀬廉、『ドラゴン桜』での高橋海人・・・と、みんな泣きの演技があったので「キンプリみんな演技うまいな〜」としみじみしちゃいました。

紹介したドラマは日テレ系は『Hulu』、TBS・テレ東系は『Paravi』、フジテレビ・カンテレ系は『FOD』で配信されているので、観てみようと思う方はぜひ(有料ですが初月無料だったりするので)。やっぱり決まった曜日・時間に楽しみが更新されるドラマは、生きるうえで大切だな・・・と実感します。10月からの新クールも楽しみ!

文/Lmaga.jp編集部

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