兵庫県は９月５日、新型コロナウイルスの新規陽性者を６９６人確認したと発表。累計陽性者数は６万９７３６人となった。

この日の新規陽性者は前週の同じ曜日に比べマイナス２１８人で、５日連続で減少した。エリア別では神戸市が２５３人、姫路市１００人、尼崎市６３人、西宮市４３人、明石市３３人、そのほか県内で２０４人（新規陽性者の１週間平均は８２１.３人）。

一方、入院中の重症者は７８人で、重症病床使用率は５４.９％。入院病床使用率も７５.１％と、依然７０％台に留まっており予断を許さない状況が続いている（９月４日時点）。

県はツイッター上で、「抗体カクテル療法を実施するため、県立加古川医療センターに専用病床を３０床程度確保し、９月６日より、宿泊療養施設と連携した短期入院による治療体制を開始します」と投稿。新型コロナウイルス感染症対策に取り組むとともに、県民に向け感染防止対策の徹底を呼びかけている。