大阪府は８月３１日、新型コロナウイルスの新規陽性者が２３４７人だったと発表（累計陽性者数は１６万８７２５人）。新たに確認された死亡者は３人で、累計死者数は２７８９人となった。

この日の検査数は８９５４件で、陽性率は２６.２％。年代別に見ると２０代が５５６人で突出しており、次いで１０代が４０６人、３０代が４０５人、４０代が３７０人、５０代が２５３人。未就学児は１２２人、就学児は７７人だった。

現在入院中の重症者は２１６人、大阪モデルの重症病床使用率は６７.５％。また、新たに確認された重症者は２４人で、そのなかには基礎疾患のない２０代・女性が含まれていた。

府は現在、軽症・中等症患者へ向けた治療「抗体カクテル療法」に注力しており、これからさらに多くの施設で実施するため、医療機関から「往診チーム」（仮称）を宿泊療養施設に派遣することを決定。吉村知事はツイッターで、「重症化を一人でも減らす取組みを」と訴えた。