コロナ禍で通常のブッフェを休止していた「ホテルグランヴィア京都」（京都市下京区）が、感染対策をおこなった上で１年半ぶりに９月１日から『ランチ＆ディナーバイキング（以下バイキング）』を復活させる。

同ホテルのレストランで一番人気が高かった約７０種が食べ放題のバイキングだが、コロナ禍の影響で２０２０年３月に休止し、アラカルト対応に。約１年前からは、メニュー数を約３０種に減らした上でオーダーバイキングをおこなっていたが、客からの強いリクエストにより、今回再開することとなった。

「お客さまのアンケートでは、通常バイキングの方がメニュー数を楽しめ、ライブ感もある方が圧倒的に良いと。ただ、『安全』であることが大事という声も多かったです。そこで、厳格な衛生基準に則り、安全・安心にご利用いただけるよう対策をおこない、ホテル全スタッフの接種希望者（約９１％）への接種が職域接種２回目を完了することを踏まえて復活となりました」と広報担当者が説明する。

また、対策のひとつとして「レストランにはマスク会食を促すために『エチケットリーダー』もおります。もしもマスクを外して会話されているお客さまがいらしたらお声がけさせていただいております」とのことだ。

今回の料理は、名物ローストビーフを含む約６０種に加えて、「ル・タン」のほかにホテル内のレストラン「浮橋」「五山望」「コトシエール」から特別メニューを１皿ずつコース仕立てで提供。「食材原価の心配をするほどの内容ですので、ぜひ緊急事態宣言が明けた際にゆっくりお越しいただければ」と担当者。期間は１１月３０日まで、昼は大人４９００円ほか、夜は大人６９００円ほか。