大阪府は８月２１日、新型コロナウイルスの新規陽性者を２５５６人と発表（累計陽性者数は１４万５１４８人）。陽性率は１２.２％で、４日連続の２０００人台となった。また死亡者は７０代・８０代の男性２人だった。

この日の検査数は２万９５１件で、世代別では２０代の７９３人と突出しており、次いで３０代の４３０人、１０代の３９８人、４０代の３６３人。就学児、未就学児は合わせて１５９人が確認されており、ワクチン未接種率の高い世代での拡大が顕著となった。

また、新たに確認された重症者は１４人で、そのうち基礎疾患がある人は４人。府は８月１６日の対策本部会議で、２回目のワクチン接種を終えていた新規陽性者３１７人のうち（３月１日～８月１５日）、重症・死亡は０人だったと報告しており、今後は感染拡大防止はもとより、いかに迅速にワクチン接種を完了させるかが鍵となってくる。

府は８月３１日から、「モデルナ」、「ファイザー」に加え「アストラゼネカ」のワクチン接種を、集団接種会場にて適用することを発表。引き続きワクチン接種とともに、感染対策の徹底を呼びかけている。