三角コーンの着ぐるみスーツも、SNSで人気の個性派ロボット展

2021.8.21 09:45

2020年2月にTwitterで話題となった、ぷかぷかアヒル7個で作られたマッチョなヒーローも展示

(写真12枚)

SNSで新作を公開すると瞬く間に拡散される滋賀県彦根市出身の造形作家・安居智博さん。その彼の企画展が、滋賀県東部・愛知郡の「愛知川図書館・愛知川びんてまり館」で8月29日まで開催され、老若男女から好評となっている。

今月4日から会期がスタートし、子どもから70代までの幅広い年齢が訪れ、彦根から来場した60代の女性は「あまりにも仕事が丁寧でかわいくて、また見たくなったから(来場は)今日で2回目。楽しいことを仕事にされていて素敵やね」と感心しきりの様子だった。

今回、同館の企画展で実現したのは、作品に惚れ込んだ職員が本人に交渉したのがきっかけ。「SNSで発見したアヒルの作品が、以前から知っていた『カミロボ』の安居さんであることが結びつき、彦根出身であることもあって紹介しなければならないという強い思いで開催に至りました。コロナ禍で遠方に行かずとも、素晴らしいモノづくりを地元の方々に楽しんでいただければ」と担当者は語る。

作品展では、安居さんのものづくりの原点であり代表作でもある、針金で全身の関節を動かす身長約15cmの「カミロボ」を軸に展示。小学生の頃から作り続けている紙製をはじめ、輪ゴムやペットボトルといった日用品で加工したロボットなど400体以上が並ぶ。

そのほか、アヒルで作られた話題作、祇園祭の長刀鉾がモデルのメカニックな模型や、デザイン画、CG作品、そして最近ツイッターで17万超えのいいねを獲得している最新作・三角コーンの着ぐるみスーツまで、本人も「まるで回顧展みたい」とコメントするほどのスケールとなっている。

安居さんの最新作は、24個の三角コーンを加工し制作された着ぐるみスーツ。本人のTwitterアカウント@kami_robo_yasuiでは、安居さん自身が着て歩く様子が公開されている

カミロボが誕生した背景や、表現豊かにコメントしている安居さんの解説も秀逸。本人の頭のなかを覗くような感覚で鑑賞できるだろう。『安居智博作品展 紙のロボット「カミロボ」と日用品で作る人形たち』の期間は8月29日まで、開館時間は朝10時〜夕方6時、月・火休館、入場無料。22日は安居さんが終日在廊予定。

取材・文・写真/中河桃子

『安居智博作品展 紙のロボット「カミロボ」と日用品で作る人形たち』

日程:2021年8月4日(水)~29日(日)※月・火休館
時間:10:00~18:00
会場:愛知川図書館・愛知川びんてまり館(滋賀県愛知郡愛荘町市1673)
料金:無料
電話:0749-42-4114

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