世界で広まる新スタイル、京都に「量り売り」スーパー誕生

2021.8.18 06:45

店内に所狭しと並ぶ量り売り商品

(写真9枚)

京都御所近くに、量り売りのスーパー「斗々屋 京都本店」(京都市上京区)が7月31日にオープン。今、世界でも広がりつつある言葉『ゼロ・ウェイスト』をコンセプトにしている。

直訳すると「ゴミゼロ」の『ゼロ・ウェイスト』は、欧米で広まっている「資源の無駄遣いをなくして環境を守ろう」の意。同店では、購入した商品の包装や、商品そのものを包んでいるプラスチックを資源の無駄遣いと考え、購入した人にマイバッグやマイケースを持参してもらうスタイルで、海外では『バルクショップ』とも呼ばれている。

店内では、関西圏で生産される新鮮な野菜をはじめ、惣菜や乾物、調味料、酒類のほか、洗剤やシャンプー、スキンケアに至るまで、食料品・日用品がすべて包装なしでの販売となっており、欲しい分だけ購入できるようになっている。

「食料が傷んだり、余らせてしまったりするときもあると思いますが、量り売りであれば欲しい分だけ買えるので、食品ロスも起きづらいです。店では保存状態にも十分配慮しているので、自宅の食料庫のように使っていただけたら」とスタッフは語る。

オープン以来、近隣在住の外国人からは「待ってました」と喜びの声が上がり、惣菜を買いに1日に何度も訪れるシニア世代もいたりと好評。スタッフの説明を受けていた初来店の40代夫婦は「容器を持参して買うのが新鮮。家庭ゴミが少なくなって楽になると思う」と話す。

惣菜以外はセルフサービスで、導入した最新鋭の計量システムにより、一度登録すれば入れ物の重量が省かれた状態で料金が分かるシステムとなっている。また、手持ちの入れ物がない場合は、店が用意しているデポジット式のガラス瓶や、オーガニックコットンの巾着などを購入すれば利用できる。

営業時間は朝10時~夜7時、店内の食材を使ったメニューを提供するレストランは夕方6時〜夜8時(予約制、閉店時間は政府の発令に準ずる)。神宮丸太町駅から徒歩約6分。

取材・文・写真/中河桃子

「斗々屋 京都本店」

2021年7月31日(土)オープン
住所:京都市上京区河原町通丸太町上る出水町252
営業:スーパーマーケット10:00〜19:00、カフェ10:00〜16:00、レストラン18:00~23:00(レストランの営業時間は、政府の発令がない場合) 水曜休
電話:075-221-8282

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