絵本ファン待望! 大人も楽しめる世界の絵本が一堂に

2021.8.12 06:15

ゴーシャ・ヘルバ(ポーランド)《えかきさん》

(写真5枚)

イタリアの古都・ボローニャで1964年から続く、世界で唯一の絵本を専門にした国際見本市『ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア』。その一部としておこなわれている『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』が、関西で唯一「西宮市大谷記念美術館」(兵庫県西宮市)で開催される。

1976年に誕生した『国際絵本原画展』は、その2年後の1978年から「西宮市大谷記念美術館」でスタート。関西の絵本好きには定番の企画だが、2020年はコロナ禍のため中止を余儀なくされたため、今展はファン待望の2年ぶりの開催となる。

プロ・アマ、アナログ・デジタル、既発表・未発表を問わず、5点1組のイラストを用意すれば誰でも参加できるため、本展を機に絵本作家になった者も多い。今年は3235組の応募のうち、日本人作家8名を含む23カ国・76作家の入選作が展示される。本国イタリアでは今年もオンライン開催にとどまっており、実物を見られる日本のファンは幸運だ。

絵本というと、真っ先に「子供向けなのでは?」と思う人も少なくないかもしれない。しかし本展の作品は、描画や表現技法、物語のテーマもさまざまで、大人でも十分に楽しむことができる。

筆者の経験からアドバイスをすると、毎年非常に混雑する展覧会なので、自主的に三密を避けるよう心掛けてほしい。順路にこだわらず、空いている場所を見つけて行き来するのが今年流だ。

また、館内で出展作家をはじめとする絵本の販売もおこなわれており、海外のレアものはすぐに売り切れるという。絵本目当ての人はできるだけ早く出かけよう。開催期間は8月21日より、一般1200円。

文/小吹隆文(美術ライター)

『2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』

日程:8月21日(土)~9月26日(日) 水曜休
時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
会場:西宮市大谷記念美術館 西宮市中浜町4-38
料金:一般1200円 大高生600円 中小生400円
TEL:0798-33-0164

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