大阪・新型コロナ陽性者は1079人、中高年層に重症化の傾向

2021.8.3 19:45

大阪府庁(大阪市中央区)

(写真1枚)

大阪府は8月3日、新型コロナウイルスの新規陽性者を1079人と発表(累計陽性者数は11万6552人)。また新たに報告された死亡者はいなかったため、累計死者数は2722人のままとなった。

この日の検査数は6469件で、陽性率は16.7%。年代別に見ると20代が293人と突出して多く、次いで30代が211人、40代が203人、50代が149人、10代が120人と、若年層、中高年層の増加が著しい。また、現在入院中の重症者は74人で、重症病床使用率は前日から0.6%高い23.1%となった。

また、この新たに確認された重症者数は9人で、そのうち1人は70代の基礎疾患のある男性、そのほかの8人は基礎疾患のない40代〜50代の男性と女性だった。ワクチン接種の効果が出始めたのか、高齢者の重症化は減少傾向にあるものの、接種の行き届いていない中高年・若年層の症状悪化が目立ち始めた。

吉村知事はツイッターで、「デルタ株の感染拡大力は強烈です。首都圏で起きている急激な増加は、大阪でも遅れて起きる可能性が高いです。現実に大阪の倍化速度は速いです。病床は逼迫します。宣言にご協力お願いします」と訴えた。

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