琵琶湖の美景が楽しめる、復活した滋賀・高島の老舗料亭

2021.7.25 08:15

座敷だった1階の食事処は下履きのままで過ごせる板張りに変更。席から臨む琵琶湖の景色は、ため息が出るほどに美しい

(写真7枚)

台風による被災で長らく休業していた、滋賀県の郷土料理・鮒寿しの料亭旅館「湖里庵(こりあん)」(滋賀県高島市)が、リニューアルオープン。琵琶湖の絶景を眺めながら滋賀の名物・鮒寿し料理が味わえる。

創業1784年の老舗「魚治」による料亭で、小説家・遠藤周作が名付け親。が、2018年9月に滋賀県を襲った台風に遭い全壊。約3年かけて4月29日に再開にこぎつけた。

「かつては1年先までお客さまのご予約が埋まっていたので、1日でも早く復活しなければという思いでしたが、新型コロナウイルスの感染症が広まるなど、改めて食事の場所について向き合いました」と、7代目当主の左嵜謙祐(さざきけんすけ)さんは振りかえる。

その結果、完成したの視界いっぱいに雄大な琵琶湖が広がる食事処。できる限り窓を感じさせない設計となっており、手を伸ばせば湖に届くかのような錯覚さえ覚える。また、最適な目線で楽しめる北欧デザインの椅子を準備し、自慢の料理とともにゆったりと堪能できる仕掛けだ。

実際に訪れた客からは「最高のロケーションで日本の発酵文化を知ることができた」「オレンジからピンク、紫、ブルーと様変わりする夕景がすてき」と喜ばれ、景色を撮影する人やゆったりと眺めて過ごす人が多いそう。

現在、提供しているメニューは「琵琶湖の魚を使ったコース」(1万4300円・サ別)。「この場所で琵琶湖と滋賀の食文化を表現したい」と、代々左嵜家の蔵で漬けている自家製の鮒寿しを、定番のお茶漬けやパスタへアレンジするなど和洋折衷で仕上げ、旬の湖魚もふんだんに取り入れている。

場所はJRマキノ駅から徒歩約20分。営業時間は昼12時、夕方5時からコースの提供スタート。また2階は1日1組限定の宿泊処となっている。

取材・文・写真/中河桃子

「湖里庵」

住所:滋賀県高島市マキノ町海津2307
営業:12:00〜、17:00〜
電話:0740−28−1010

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