大阪が重症病床を大幅確保、数を伸ばした理由は「問題意識」

2021.7.14 19:25

定例会見のフリップより「受入医療機関数・確保病床数の推移」

(写真5枚)

大阪府の定例会見が7月14日に実施され、新型コロナウイルスの感染拡大に備えた重症病床が、目標数を上回る約580床確保したことを発表。吉村洋文知事は、「第4波で医療機関も問題意識を強く持っていただけた。非常に感謝している」と話した。

府では、コロナ患者を受け入れている医療機関に対してさらなる病床確保を呼びかけ、目標数500床を上回る約580床の重症病床を確保。

吉村知事は、「感染が急拡大を受けて(病床が)不足した第4波を受け、重症病床が最後は必要になる。この問題意識を行政だけでなく医療界、医療機関でも強く持っていただいているのが非常に大きい。重症病床をもっとやろうという熱意がこの数になった。非常に感謝している」と話す。

一方で、確保した病床がすべて稼動する際は災害級非常事態の想定。一般医療への影響について、「かなり大きな制限がかかる。急ぎでない手術は停止されるなど通常医療に大きなストップをかけ、負担をお願いする前提になる」と険しい表情を見せる。

ワクチン接種や、病床確保が進むなかでの今後の対応については、「高齢者のワクチン接種は確実に進んでいるので、その効果をぜひ期待したい。これは日々の実数、新規陽性者を軽く見ず、病床ひっ迫も含めて判断していきたい」と話した。

なお、軽症中等症病床は目標数3030床に対し、現在2450床を確保。今後は軽症中等症病床についても目標数に届くよう、サポートチームらによる研修やスキルアップなどの支援をおこなって、受け入れ体制の強化がおこなわれるという。

取材・文・写真/岡田由佳子

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