熱帯夜のエアコンはタイマー? つけっぱなし? どっちが正解か。

2021.7.18 20:00

空調メーカー「ダイキン工業」(大阪市北区)の広報・野田久乃さん

(写真4枚)

夜間の最低気温が25度以上となる「熱帯夜」。寝苦しい夜の就寝時、エアコンはどうしていますか? タイマー設定や扇風機でがまんしている人も多いかも知れませんが、真夏の「快眠」はどうしたら得られるのか、世界的な空調メーカー「ダイキン工業」(大阪市北区)広報・野田久乃さんに話を聞いた。

睡眠時は「ドライ」設定で26~28度のつけっぱなし。

夏場に悩ましい、就寝時のエアコンの設定。実際、節電や寝つきを考えたときどうすればいいのか? ダイキン工業では、関東・関西20代~70代の男女1000人を対象にアンケートをおこない、夏の夜にエアコンをどうしているか調査したという。

エアコンをつけっぱなしにしている人は23.5%、タイマー設定(途中で切るか、途中で入れるか)が53.1%。そのなかで、暑くてなかなか寝付けなかったり、途中で起きてしまう人は、ともに5割以上という回答となった。

就寝時、エアコンをどのように利用しているかの調査結果(「ダイキン工業」公式サイトより引用)

夏場に快適な睡眠をとるには、温度はもちろん湿度を下げることも大切。このとき湿度が高いと汗が乾かず、体温調整がうまくいかなくなり、寝つきが悪くなるという結果に。特に、梅雨時から夏にかけては湿度が約80%になるため、体内の熱放出がうまくできなくなる。このため、湿度を50%より低く保つ「ドライ設定」がおすすめ。設定温度は下げ過ぎず、26〜28度がいいという。

エアコンによる体調不良は、「冷え」が原因。

また、エアコンを使って寝た次の日に体調が悪くなるのは、薄着で何もかけずに寝たりしたことによる「冷え」が大きな原因。就寝時は、体に直接風が当たらないように工夫したり、室温を低くし過ぎず湿度のコントロールして、冷えないようにすることも重要になる。

ちなみにダイキン工業では、熱帯夜の就寝時は、朝までつけっぱなしを推奨しているという。野田さんは、「これまで、タイマーを使ったりして、できる限りエアコンは使わないようにという方が根強くいらっしゃいました」と語る。

電気代のアップ、冷気への懸念から使わない人も一定数いるエアコン

「その原因は、エアコンで体調を崩した方が多かったから。冷えないようにすれば、体調を崩すこともありません。近年は住宅内でも熱中症になる方が多く、寝たまま死亡するケースも報告されています。熱中症にならないためにも、夏の暑い期間は『つけっぱなし』で快適な眠りを確保してください」と、就寝時の注意を呼びかけた。

真夏にエアコンのリモコンが壊れてしまった!

暑さと焦りで慌ててしまいそうだが、そんなときはどうすればいいのか。「これを知っておけば大丈夫」という、意外と知らない回避術を野田さんに教えてもらった。

リモコンが切れた際は、エアコン周りのボタンを探すべし

エアコンには基本的に、「運転/停止ボタン(メーカー機種によって表記に違いあり)」が設置されているらしい。その位置は、エアコンの本体下部や外装をパカッと外したところなど、機種によりさまざま。それを押せば、「自動運転」ができたり、1回押すと「冷房」、2回押すと「暖房」、3回押すと「停止」になったりと、簡易操作ができるという(メーカー機種によって違いあり)。自動運転なため、温度の操作はできないが、ひとまず危機的な状況は回避できるということだ。

取材・文/岡田由佳子

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