空調のプロ・ダイキンに聞いた、最強のエアコン節電術は?

2021.7.17 17:00

エアコンのカバーを開けたところにあるフィルターの掃除、これが節電の第一歩

(写真7枚)

7月17日に近畿地方・東海地方の梅雨明けが発表され、いよいよ迫ってきた暑い夏。「エアコン入れたいけれど、電気代が気になる」と毎年抱えるジレンマを解消するため、世界的な空調メーカー「ダイキン工業」(大阪市北区)広報・野田久乃さんに、エアコンの節電・活用方法を伝授してもらった。

運転前に必ず、フィルターと内部の汚れをチェック!

まず、エアコンを本格的に使い始める前にやっておきたいのが、「フィルターの清掃」。これにホコリが積もっていると、空気の通りが悪くなることで消費電力の増加につながったり、ホコリがエアコン内部に侵入しやすくなるという。

空調メーカー「ダイキン工業」(大阪市北区)の広報・野田久乃さん

清掃方法は、エアコンのフィルターを取り外し、付着しているホコリを掃除機で吸ったり、水洗いで取り除きます(フィルター裏から水をかけると効率的だとか)。台所に近いと油が付着している場合もあるので、洗剤を溶かしたぬるま湯とスポンジなどで油とホコリを除去。ついでにエアコン本体についた汚れも拭いてキレイにしておくこともおすすめ。

フィルター清掃の頻度は「2週間に1度」がベスト。

フィルターを掃除しても、かび臭さやニオイを感じたり、内部に汚れが付着したりしている場合は、専門業者に内部洗浄を依頼しないといけない場合も。料金は、安いところなら1~2万円、ダイキンでも3万8000円から5万円(税別)で利用できるという。

ただ、専門業者への依頼前に、エアコンの使用期間を考慮すべし。野田さんによるとエアコンの買い替え目安は10年とのこと。費用対効果を考えると、10年以上経過しているものは買い替えた方が機能的にも節電効果が見込めるという。

実際、消費電力を計算すると、ダイキンの2009年発売のエアコン「S28KTNS」の年間消費電力量は、当時で1122kWh。1kWh=27円とすると、1年間の電気代は3万0294円に。

同等シリーズの最新型「S28YTES」だと、929kWhの2万5083円。最上位機種「うるさらX」なら、779kWhで2万1033円と、年間で1万円以上安くなるほか、運転中の換気やAIによる自動運転など新機能も搭載。10年以上使っている人は買い替えを視野に入れてもいい。

エアコンに「内部クリーン」機能がついていたら、必ず活用したい

ちなみに、エアコン運転後の「内部クリーン」機能がある場合は、必ず使った方がいいと野田さん。一見、運転が停止していない、と思いがちだが、運転後に結露などがたまったエアコン内部を乾燥させカビが生えないようにする大事な機能(電気代は機種により異なる)。一連の作業を終えれば自動でオフになるのでぜひ活用してほしいとのこと。

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