西川貴教のa.b.s.、無観客ライブ&ドキュメンタリーを放送

2021.6.16 19:30

abingdon boys school

(写真1枚)

ミュージシャン・西川貴教率いるロックバンド・abingdon boys school(アビングドン ボーイズ スクール)のスペシャル番組が、6月17日にWOWOWで放送される。

abingdon boys school(以下、a.b.s.)は、西川貴教(Vo)、坂本龍一のツアーや布袋寅奏のツアーメンバーとしても活動している岸利至(Key、プログラミング)、WANDSの第1期メンバーとしてデビュー後、数々の作品で作曲、アレンジなどをおこなっている柴崎浩(Gt)、T.M.Revolutionのツアーメンバーであり、数々のセッションにも参加しているSUNAO(Gt)によって2006年に結成。

プロフェッショナルな超絶テクとピュアな初期衝動が同居したオルタナティヴロック・サウンドは、従来のJ−POPの枠をはみ出たもので、T.M.Revolutionのファン以外からも根強い支持を集めている。特に、西川のパワフルな歌声とハードでアグレッシヴな疾走感あふれる演奏とが織りなす祝祭感あふれる生のステージは、西川主催の『イナズマロックフェス』以外ではなかなか体験できないレアなものだけに、半ば伝説化している。

昨春、10年ぶりのワンマンツアー開催がアナウンスされた際にもSNSで話題沸騰となったが、新型コロナウイルスの影響でやむなく中止に。しかし、彼らのステージを待ち望んでいた⼈々のために、今しか撮れないライブを届けたいという想いから、2020年の年末には無観客ライブを開催。ツアー演奏するはずだった楽曲17曲がWOWOWを通じて披露された。

今回の番組は、その熱気渦巻いたライブの模様とともに、その裏側について4⼈のメンバーがそれぞれの思いを語ったドキュメンタリーの2部構成からなる。ライブ実現までの4人のやりとり、久しぶりにステージ上で音が合わさった瞬間の感動、a.b.s.というバンドへの新たな思い・・・。

「できない、やらない、ではなく、別の形で『やれること』からスタートしようという発想」から生まれた、a.b.s.の熱い一夜をぜひテレビの前で体感して欲しい。放送は6月17日・夜8時50分から。放送終了後から1週間、アーカイブ配信あり。

文/井口啓子

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