山路和弘、珍しく?善人役「以前は役に近付けずお手上げ」

2021.6.12 07:30

『ちむどんどん』で前田善一役の俳優・山路和弘 (C)NHK

(写真1枚)

沖縄の「やんばる地方」に生まれ育ったヒロインとその家族を描く、2022年前期の連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)を見守る登場人物のひとりである前田善一役を、俳優・山路和弘が演じる。

今回山路が演じる前田は、暢子たちが暮らす村唯一の商店「共同売店」を取り仕切り、地域の役員も兼ねる人物。暢子たちの両親の友人でもあり、比嘉家との絆も深い役どころだ。

NHKでは大河ドラマの『軍師官兵衛』や『いだてん』、『麒麟がくる』などの重要な役どころを担ってきた山路。悪役や主人公の敵役を演じることが多いが、「約20年前、終戦直後の長崎でキリスト教の布教に携わる『正真正銘の善人』を舞台で演じました。たった一度の善人役でしたが、まったく役に近付けずお手上げ」と明かす。

今作での役柄については、「沖縄やんばる地方の前田善一というだけで、『絶対イイ人』なんだろうなと想像できる」といい、「折角与えて頂いた善人。『あきさみよー神様、助けてくぃみそーれー!』となりません様。脚本も知らぬのに、勝手に善人と決め、おもいをめぐらせています」とコメントした。

本作は、沖縄北部の村で育ったヒロインが、ふるさとの料理を東京で広めるため、離れて暮らす兄妹たちと支え合いながら料理人を目指す物語。沖縄の本土復帰50年を記念し『ちゅらさん』や『純と愛』に続く沖縄を舞台とした朝ドラ作品となる。

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