合成写真みたいな映え空間も、若者世代狙うホテルが京都二条に開業

CANVASラウンジ。黒と木材の空間に1人ずつ立って撮影すると、まるで合成のような不思議な写真ができあがる仕掛けだ
JR嵯峨野線「二条駅」の目の前に、宿泊施設「ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条」(京都市中京区)が、6月6日オープンした。
館内のデザインは、「ザ・ホテル青龍 京都清水」「グランド ハイアット 福岡」など、ラグジュアリーホテルを手掛けてきた乃村工藝社が担当。「コントラスト」をコンセプトに、『京都の伝統と革新』『過去と未来』などのキーワードで表現する。
木材をふんだんに使ったレトロ空間と、黒の内装で演出し近未来然とした空間を大胆に合体したラウンジは特に印象的で、左右のエリアが合成されたかのように見え、写真映えを狙う。ほかにもモダンなテキスタイルの黒い廊下を、木材をふんだんに使った懐かしさを感じる客室と対比させるなど、随所に趣向が凝らされている。
京都市内の随所で今もホテルの建設ラッシュが続くなか、二条にホテルを構えた理由について「(二条駅付近は)JRと地下鉄が利用できる抜群の立地。今後の活性化を見越して建設しました。今後は地域と繋がるホテルを目標に、京都の学生さんや地元の人々と共同で企画をしたい」と総支配人の田熊圭さんは話す。
幅広い客層を狙うそうだが、コアターゲットは世界人口の約3割を占める30代後半までの「ミレニアル世代」。宿泊施設が提供する高度なホスピタリティよりも、自分らしさを求める世代に合わせた、自由度の高いスタイルを提案するという。
その最たる例が「CANVASラウンジ」。コンセント付きのテーブル席が完備され(一部の席を除く)、宿泊者のみならず、ビジターもコーヒー飲み放題700円を支払えば無料で使用可能。コワーキングスポットとしての機能のほか、設置しているDJブースや卓球台での遊び、朝食スペースなど、利用者次第でオンオフ問わず利用できる。
ほかにも、アメニティコーナー「CANVAS PICK UP」では、パックや化粧水など必要なアイテムを選んだり、レンタルルームで枕や加湿空気清浄機、カールドライヤーなどをレンタルしたりと、宿泊者が思いのままにチョイスできる。現在はホテル開業記念プランを実施中で1室7900円~(1泊2名朝食付き)。
取材・文・写真/中河桃子
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