劇団☆新感線の主演に中村倫也、吉岡里帆は狐役で初参加

2021.5.21 07:45


舞台『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』出演者、上段左から竜星涼、浅利陽介、早乙女友貴、吉岡里帆、中村倫也(写真(C)文藝春秋)、向井理、粟根まこと、高田聖子、千葉哲也

(写真2枚)

関西の小劇場から出発し、今や日本有数の人気劇団になった「劇団☆新感線」が、中村倫也、吉岡里帆、向井理などの豪華キャストを招いた新作時代劇『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』を、2021年9月~10月に、東京・大阪の2都市で上演することを発表した。

2021年の春には「Yellow/新感線」と銘打ち、新型コロナウイルスの状況を意識して、少人数で上演時間も短めな『月影花之丞大逆転』を上演した新感線。しかし秋公演は、約40名の大規模なキャストで、国家の存亡をかけた呪術・妖術合戦を描くという、新感線らしいビッグスケールの時代劇になるそうだ。

主役の安倍晴明を演じるのは、現在TVドラマ『珈琲いかがでしょう』(テレ東)でも主演を務める中村倫也。新感線は2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』で出演済みだが、以前から彼の才能を買っていたという座長・いのうえひでのりは「ようやく主役として新感線に呼べて感慨深い」と喜びを語る。

その中村も「あのバカカッチョ良くてエネルギーの塊みたいな、日本最高峰の劇団で主演を務める日が来るとは」と、やはり感慨深げ。そして、かの高名な陰陽師・安倍晴明を演じるということで「兎にも角にもフルスロットルで陰陽しまくろうと思います。まずは部活以来の走り込みから始めようかな」と意欲を語った。

物語の舞台は、平安時代中期の京都。大陸から日本に渡ってきた「九尾の狐」に立ち向かう安倍晴明と、彼を助ける霊狐・タオ、そして九尾の狐に取りこまれた陰陽師・利風(としかぜ)が、だましとどんでん返しが次々に起こるスリリングな頭脳戦を展開する。

敵役の利風は、いのうえの「理知的で、一見やさしく、でも悪い役を思いっ切り演じて欲しい」との要望で、向井理が新感線2度目の登場。タオ役は、関西の舞台でキャリアを積み、新感線は初登場となる吉岡里帆が務める。

「狐の精霊」というと、どうしても某CMのキャラとかぶってしまうが、脚本担当の中島かずきは「結局あのイメージから逃げられない。だったらむしろ真っ向から挑もう」という気概で書いたというから、楽しみにしたい。

そのほかには、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也なども出演。9月の東京公演を経て、大阪公演は10月に「オリックス劇場」(大阪市中央区)で開催。詳しい日程やチケット発売日などは、後日発表される。

文/吉永美和子

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本