レストラン「俺の」参戦、進化する宅食サービスのカタチ

2021.5.18 19:15

人気飲食チェーン店「俺の」シリーズが宅食サービスに参入

(写真2枚)

在宅ワークが増え、自炊をするようになったという声が多い昨今。ただ、毎日3食の自炊は結構な労力を要し、結局コンビニなどでお弁当を買ってくるという話も多い。そんな自粛生活のなか、有名飲食チェーン店『俺のフレンチ』、ベーカリー『俺のBakery』などで知られる「俺の」シリーズが5月8日に宅食サービスをスタートした。

食パンの定期購入ができる「Cube食パン定期便」(4298円)などを提供する『俺のサブスク』。毎月『俺のBakery』の食パン15個が冷凍で宅配され、店頭価格よりも格安で食パンを食べられる。サプライズ商品として未告知のフレーバーが3個入っているというのもうれしい点だ。また、消費し切れるか不安になる15個という数だが、食パン1個は食べきりサイズの7cm角となっており、そんなに大量ではないという。

行政のおこなう配食サービスなどの影響から、高齢者向けというイメージが強い宅食だったが、最近は栄養バランス重視のプランのみならず、1人暮らしやファミリー層向けのプランも増加している。栄養管理士と一流シェフのメニューが味わえる『nosh』や、ミールキットから冷凍弁当まで幅広く取り扱う『ヨシケイ』、レンジでチンするだけで好きな時にバラエティ豊かな食事が楽しめる『食宅便』など、数多くの会社が工夫した宅食サービスを提供し、今後は更なるメニュー展開にも期待できそうだ。『俺のEC』詳細は公式サイトにて。

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