奈良市は２３日、市独自の対策として飲食店に営業時間の短縮を要請。令和元年度の年間売上高に応じて、協力店には１日あたり１〜３万円の支援金を支給する。

新型コロナウイルスによる感染拡大が深刻化するなか、奈良県に「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」を要請する動きがないため、市では独自の感染防止対策を実施。４月２５日〜５月１１日の期間にかけて、夜間時間帯に営業している飲食店に対して、午後８時までの時短営業を要請する。

対象は、食品衛生法に基づく営業許可（飲食店営業許可）を受け、通常、午後８時を越えて翌午前５時までの夜間時間帯に営業している飲食店。テイクアウトやキッチンカー、コンビニやスーパーマーケットなどは対象外となる。

支援金の申し込みは、市のホームページに設置された申請フォームから。５月１２日〜６月１１日にかけて募集される。