神戸市もコロナ陽性者急増、病床占有率は再び9割超えに

2021.4.9 12:00

新型コロナウイルスの感染拡大について説明する久元喜造神戸市長(4月8日・神戸市役所)

(写真5枚)

4月5日、新型コロナウイルス感染症の「まん延防止等重点措置(以下:まん防)」が兵庫県に適用され、その対象地域となった神戸市。久元喜造神戸市長は4月8日の定例会見で、同市でも陽性件数が急増し、再び医療体制がひっ迫していることを明らかにした。

神戸市の陽性件数は、直近1週間(4月1~7日)で633件。前週の417件、前々週の184件と比較すると、急増していることがわかる。

変異株の検査を積極的におこなっている神戸市だが、3月上旬までの変異株患者は、感染経路のわかる人がほとんどだった。しかし直近(3月22~28日)では、「感染経路のわからないコロナ陽性者」が変異株検査をした場合の陽性率は42.9%に。

久元市長はこの状況を、「変異株が市中においても広がっていると言わざるを得ない」と説明。コロナ病床の占有率も92%(181/196床)とひっ迫しており、4月15日には「西市民病院」(神戸市長田区)で15床増加に加え、さらなる通常医療の制限とコロナ対応を市民病院機構に要請するという。

また、府県を隣接する大阪府は、感染拡大のため4月13・14日におこなわれるオリンピック聖火リレーのコースを、公道から「万博記念公園」に変更する方針で調整している。

兵庫県では5月23・24日(うち神戸市は24日)を予定しているが、久元市長は「兵庫県の実行委員会は、現時点では実施へ向けて調整中と聞いている。方針が固まるのが2週間ほど前で、『まん防』の期限が5月5日まで。大阪より時間の余裕があるので、神戸市として意見するかどうか、状況を見極めたい」と話した。

取材・文・写真/合楽仁美

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