橋本マナミ「普通だったら、自暴自棄みたいになると思う」

2021.3.28 17:45

左から池田暁監督、前原滉、橋本マナミ

(写真4枚)

新作映画『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』の公開を記念し、俳優・前原滉と橋本マナミ、池田暁監督が3月27日、都内の舞台挨拶に登壇した。

規則正しく朝9時から夕方5時まで戦争をする町を舞台に、兵隊から音楽隊へと異動した主人公を前原滉、不妊から離縁される妻を橋本マナミが演じる同作。無表情で感情を抑えて淡々と放つセリフが不思議な世界観を生み出していく。

前原は、「感情を抑えた演技は初めてでしたが、『余白』のある演出は想像力が掻き立てられるというのは、僕にとって発見でした」と告白する。

橋本は自分の役柄・春子が陥る状況を、「子どもはできなかったし、夫に逃げられて・・・普通でしたら、自信をなくしてしまって、自暴自棄みたいになると思うんです。春子は前向きに生きていくので、励みになる存在だなって」と説明する。

離縁後に働きはじめる定食屋の店主を片桐はいりが演じ、「(片桐が)強い悲しみを表現するシーンがあるのですが、その演出にびっくりしてしまって(笑)。でも笑ってはいけないから、その姿を横目にみながら演技するのはとても大変でした」と橋本。

そして、前原は楽隊の指揮者役のきたろうについて、「みんなが抑えた演技をするなか、ずっと攻めていらっしゃって。シーンごとに監督と演技について攻防していた。これだけの俳優歴がありながら現場でチャレンジを続けている姿を見て、本当に演技が好きなんだと。とても印象的でした」と語った。

池田監督は「少し変わった作風ですが、日本でもいろんな映画があっていいと思います。たくさんの人に見ていただき、受け入れて下さったらうれしいです」と呼びかけ、締めくくった。

ほかには、今野浩喜、矢部太郎、竹中直人、石橋蓮司らが出演。関西では、3月26日から「テアトル梅田」「京都シネマ」「シネ・リーブル神戸」で上映中。

『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』

2021年3月26日(金)公開
監督・脚本・編集・絵:池田暁
出演者:前原滉、今野浩喜、中島広稀、清水尚弥、橋本マナミ、矢部太郎、片桐はいり、嶋田久作、きたろう、竹中直人、石橋蓮司
配給:ビターズ・エンド
(C)2020「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」フィルムプロジェクト

関西の上映館:テアトル梅田、京都シネマ、シネ・リーブル神戸

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