朝ドラのヒール役・星田英利、墓前で「やんちゃ風を許して」

「松竹新喜劇」劇団員・曾我廼家十吾をモデルとした千之助を演じるにあたり、京都にある十吾のお墓参りにも行ったという星田(3月22日・大阪市内)
連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)で、主人公・千代と同じ「鶴亀家庭劇」に所属する破天荒な先輩喜劇役者・須賀廼家千之助(すがのや・せんのすけ)を演じる星田英利。3月21日に大阪市内でおこなわれたトークショーに登壇し、大阪の名所のエピソードやドラマの裏話を語った。
トークの冒頭は、劇中劇となる「鶴亀家庭劇」の芝居『マットン婆さん』の話で盛り上がり、星田が演じた老婆「マットン」には、同じくトークに出演した菊役・いしのようこも「ウルっと来た」と絶賛。
その役作りについて、星田は「道を歩きながらも、ずっとあの(背中を丸めた老婆の)役の練習をしていました。だからすれ違う人がみんな、バッと振り向いてましたよ(笑)」と、苦労話を明かした。
この芝居の元ネタは、千之助のモデルとなった「松竹新喜劇」劇団員・曾我廼家十吾(そがのや・とうご)の当たり役で、今も同劇団で上演されている『アットン婆さん』。
「十吾さんの演技は、晩年の頃の映像しか残ってなくて。ドラマでは(年齢が)全盛の設定なんで、声のトーンやスピードを変えるよう考えました」と振りかえった。
また千之助を演じるにあたり、京都にある十吾のお墓参りも行ったという星田。「『本当の十吾さんはやさしい方かもしれませんけど、結構やんちゃな風にやってますので許してください』と断っておきました」と語った。
大阪の名所や名物を紹介するコーナーで岸和田城が登場した際、「(出演した2011年の朝ドラ)『カーネーション』の舞台が岸和田で、今も毎年『岸和田まつり』のときには、キャストやスタッフで同窓会をしているんです」と、放送から10年を経ても、良い関係が続いていることを明かした。
『おちょやん』はNHK総合で毎週月~土曜の朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から放送。「大阪・道頓堀魅力発信事業実行委員会」の今後の活動は、公式サイトにて随時公開される。
取材・文・写真/吉永美和子
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