大阪モデルが赤から黄信号に移行、3月1日から要請緩和

2021.2.26 23:45

大阪府の「新型コロナウイルス対策本部会議」の様子(2月26日・大阪府庁)

(写真2枚)

6府県に対して2月28日で緊急事態宣言の解除を決めた政府。それに合わせて大阪府が対策本部会議を26日に実施し、3月1日から大阪モデルをステージ3(黄色)に引き下げ、さまざまな要請の緩和を決定した。

今回の会議では、宣言解除後に府民や事業者に対してどのように規制緩和をしていくのか協議。感染の再拡大となるリバウンドを防ぐため、段階的に解除をおこなう方針で話し合われた。

次の要請期間は、3月1日から21日まで。府民に対しては、「4人以下でのマスク会食の徹底」「歓送迎会、謝恩会、宴会を伴う花見は控えること」「不要不急の外出を控えること」が要請される。

また、これまで大阪府全域で朝5時~夜8時までだった営業時間短縮の要請に関しては、対象地域を大阪市内全域に縮小。営業時間も夜9時までに緩和される。

このほか、イベントの入場者数や各施設の営業時間などさまざまな規制が緩和されることで決定。感染状況を慎重に判断しながら、今後の対応については再び本部会議を開催して判断するという。

吉村洋文知事は、「府民、事業者・・・、みなさんの協力で感染を抑え、解除させることができた。感染を抑えられれば、支援策もおこなえる。リバウンドを防ぐためにも今一度、ご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

なお、大阪モデルが赤信号から黄色信号に移行したため、3月1日の日没から「太陽の塔」と「通天閣」が黄色にライトアップされる。

取材・文・写真/岡田由佳子

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