「魔界転生」が舞台化、宮本武蔵役・渡辺大が話す本作の魅力

2021.2.19 18:15

「歴史好きの人がワクワクするものを見られるのが、この作品の面白さ」と渡辺大(2月18日・大阪市内)

(写真2枚)

ドラマ『トリック』などで知られる堤幸彦が演出を担い、今春の舞台化が決まった山田風太郎の傑作時代小説『魔界転生』。宮本武蔵役で舞台初出演を果たす俳優・渡辺大が2月18日、大阪で会見をおこなった。

20年前に、父・渡辺謙主演のドラマ『壬生義士伝』で俳優デビューして以来、意外にも舞台は未経験だった渡辺。その理由について、「どこかで必ず(舞台の仕事に)会うだろうとは思ってたんですが、なぜかご縁がなかったんです。今まで何件か話はあったんですが、僕(が原因)じゃないところで成立しなかったりして・・・」と苦笑する。

しかし長年待ち続けた舞台出演だけに、今は不安より楽しみの方が大きいよう。「初めての役が、宮本武蔵というのは光栄。(主演の)上川(隆也)さんは、今まで何度かご一緒させていただいてますし、いろいろと教えていただきながら、とにかく走り切りたいと考えてます」と意欲を見せた。

宮本武蔵は「巌流島の戦い」などで知られる日本史上屈指の剣豪で、この作品では江戸幕府を滅ぼすために現世によみがえった「魔界衆」のひとりとして主人公と対決。

「武蔵は剣の道を極め過ぎるがあまり、魔界に堕ちてしまう。欲望にあらがえずに堕ちていく人の、人間臭さや色気が出せればいいかなと思います」と、自分なりの武蔵像を語る。

また、「(同作は)歴史のもしも・・・を体感できるのが魅力」という独自の意見も。「どのジャンルでも『もしこの人たちが同じ時代に全盛期を送ってたら、どうなったか?』みたいな話を、いろんな方がなさると思うんです。そういう意味では、宮本武蔵や柳生十兵衛などが、同じ時代に戦ったらどうなるんだろう? という、歴史好きの人がワクワクするものを見られるのが、この作品の面白さだと思います」とアピールした。

舞台『魔界転生』は渡辺と上川隆也のほか、小池徹平、藤原紀香、浅野ゆう子、松平健などが出演。4月の愛知公演を皮切りに、福岡、東京を巡演し、大阪は6月2日~10日に「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)で上演する。チケットはS席14500円、A席9500円で、4月3日に発売。

取材・文・写真/吉永美和子

舞台『魔界転生』大阪公演

日程:2021年6月2日(水)〜10日(木)
会場:新歌舞伎座(大阪市天王寺区上本町6-5-13)
料金:S席14500円、A席9500円
電話:06-6377-3800(梅田芸術劇場)
チケットは2021年4月3日(土)に発売される

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