西川貴教「人と人とのやりとりはなくしちゃいけない」

2021.2.16 19:45

会見に登場した歌手・西川貴教

(写真2枚)

飲料メーカー「ネスレ」(本社:神戸市中央区)が、看板商品のインスタントコーヒー「香味焙煎」と、陶磁器の窯元「日本六古窯」の共同企画を発表。2月16日にオンライン発表会見がおこなわれ、歌手・西川貴教がゲストとして登場した。

同企画は、1000年以上の歴史を持つ陶磁器の窯元「日本六古窯」(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の職人宛に手紙を出し当選すると、当選者本人をイメージしたオリジナルのコーヒーカップと職人からの手紙が届くというもの。

ゲストとしてイベントに参加した西川は、信楽焼きで知られる滋賀県出身で、陶芸家の半生を描いた連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)にも出演。自宅では信楽焼きの食器を愛用するなど、陶磁器への関心も深いことから、会見のゲストに抜擢されたそう。

イベントでは、「ドラマを機に改めて信楽焼きを勉強し、どれも個性的で惹き込まれるものばかりだった」と、西川が信楽焼き職人への手紙を披露する場面も。イベントテーマでもある「文通」については、「メールやオンライン通話など、対面しないコミュニケーションが増えるなかで、文通という素朴なやりとりで思いを通わせるのも大切だなと改めて思いましたし、人と人との当たり前のやりとりはなくしちゃいけないなと」と、自身の思いを語った。

また、信楽以外の窯元にも興味があるという西川は、「焼き物にはその土地のよさが詰まっていると思うんです。だからぜひ、自粛が明けていろんな土地に訪れる機会ができたら、実際作っていらっしゃる現場とか職人さんに会いに行けたらいいなと思います」と意欲を見せた。

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