滋賀の新ブランドに着目した、いちごアフタヌーンティー

2021.1.25 12:15

滋賀県産のいちご「蜂蜜いちご」がアフタヌーンティーで食べられるのは「琵琶湖マリオットホテル」だけ

(写真5枚)

滋賀県草津産の「蜂蜜いちご」が主役のスイーツが、宿泊施設「琵琶湖マリオットホテル」(滋賀県守山市)で1月からスタート。国内では同ホテルだけがアフタヌーンティーに使用している。

「蜂蜜いちご」とは、滋賀県草津市が2018年からスタートした新ブランド。品種に限定せず、オリジナルの固形有機肥料や魚エキスを与えたり、苗の生育に合わせてバロック音楽を聴かせたりなど、草津市で独自の方法で栽培したものだけに限定される。

収穫時は、糖度が果実にもっとも留まる夜明けに、完熟したものだけを一粒ずつ丁寧に手摘みするなど、見た目と味に徹底的にこだわった同いちご。糖度15度以上で甘みだけが主張するのではなく、香りや酸味、豊かなコク、みずみずしさなどのバランスに優れ、奥行きのあるおいしさが特徴だ。

全国各地の系列ホテルで腕をふるってきたペストリーシェフの田上博基さんが「今まで食べてきたなかでもダントツ」と惚れ込み、農園「ストロベリーファクトリー」に直談判の末、今回のメニューが実現したのだそう。

「摘みたてがおいしいのは当たり前。この味わいをどのように活かすかに苦労しました。県の皆さまにおいしさ、楽しさを伝えたい」とシェフ。定番「いちごショートケーキ」をはじめ、レモン風味のクリームと組み合わせた「いちごとレモンのガトー」や、紅茶ムースのなかにカシスといちごのクリームを忍ばせた「ベリーベリーと紅茶のムース」など、趣向を凝らした8種のスイーツが登場する。

さらに、近江牛のリエットや近江冬野菜のピクルスなど地元の食材を活かした4種の軽食、12種のドリンクを提供する『Strawberry Afternoon Tea』は12階のレストラン「Grill & Dining G」で4月30日まで、4600円(税サ込)。前日17時までの事前予約制。

取材・文・写真/中河桃子

『Strawberry Afternoon Tea』

期間:2021年1月4日(月)〜4月30日(金)
時間:13:00〜15:00(L.O)
会場:琵琶湖マリオットホテル「Grill & Dining G」(滋賀県守山市今浜町十軒家2876)
料金:4600円(税サ込)※前日17時までの事前予約制
電話:077-585-6100

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