ライバル力士の熱いバトルと、土俵の下で繰り広げられる恋愛模様を描いた相撲がテーマのミュージカル『両国花錦闘士』。主演の昇龍を演じるジャニーズＪｒ.の原嘉孝が大阪市内で取材会をおこない、意気込みを語った。

見どころを訊ねると、「オープニングで２０名近い男たちがまわし１枚で歌って踊るのですが、その光景はほかでは見られないと思います。そこからいやでもストーリーにのめりこむと思うので目が離せない」と原。

東京公演にはジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長をはじめ、Ｓｎｏｗ Ｍａｎ・目黒蓮や中山優馬が訪れたという。

「３人とも、ずっと笑ってたと言ってくれて、いい作品に出会えたねと。カンパニーの良さがわかると3人とも言ってくれて、それはすごくうれしいことでした」とはにかむ。

若い世代が中心のカンパニーは、稽古期間から修学旅行のような和気あいあいとした雰囲気だという。

そんなチームのなかから実際に相撲を取ってみたい相手を尋ねると、演歌歌手・徳永ゆうきの名前を挙げた原。

「本気でぶつかってみたいのは徳永ゆうきです。プライベートでもすごく仲がいいのですが、僕の楽屋に入り浸って本当にうるさいので、１回、取り組みで打ち負かしてみたいです（笑）。でも、彼は柔道をやっていたから強いと思う」と笑いを誘った。

大阪公演は１月５日から１３日まで「新歌舞伎座」（大阪市天王寺区）にて。チケットはS席１２０００円ほか、発売中。

取材・文・写真／岩本