十日戎もコロナ対策、露天は自粛要請で福笹授与は期間を延長

2020.12.28 06:15

大阪中の商売人が商売繁盛を祈願しに訪れる2021年の『十日戎』はコロナ厳戒態勢でおこなわれる(12月23日・朝10時頃)

(写真6枚)

毎年1月9日から11日まで「今宮戎神社」(大阪市浪速区)で開催される『十日戎』。2021年は新型コロナ対策として、福笹授与の期間延長や一部催しの中止が決まっている。

『十日戎』は江戸時代からおこなわれ、例年約百万人が商売繁盛を祈願するために夜通し参拝に訪れる大きなお祭り。

同神社にとっては1年でもっとも大きな行事となため、多くの参拝者が詰めかけるお神楽奉納や献鯛行列、宝恵篤籠行列、鯛の朝市の中止が決定している。

また、通常夜通しおこなわれる福笹の授与とご祈祷は、朝7時から深夜1時までに時間を短縮。夜通し賑わいを見せる露店にも自粛を要請している。

その一方で、今年に限り『十日戎』終了後の同月12日から31日の間も、福笹の授与とご祈祷を朝9時から夕方5時の間で可能とした。

福笹に縁起物(小宝・吉兆など)を取り付ける名物の福娘は、全45人体制30人ずつでおこなわれるが、登場するのは9日から11日までの3日間。

朝9時から夜9時の間のみとなり、全員、マスクを着用するためひとり1人の顔や表情はしっかり見られなくなる。

広報の松原栄一さんによると、「4月の緊急事態宣言以降、コロナはもちろんすべての病気の終息祈願祭を毎日おこなっています」とのこと。

「空いている時間帯に安全に安心してお参りできるよう、期間を延長して対応しております。ぜひ、ご協力をお願いいたします」と理解を求めた。

同神社ではどうしても参拝できない人のため、2021年に限り福笹と祈祷の郵送申し込みを準備。

公式サイト内の特設ページやファックス、現金書留で申し込むことができ、昨年の金笹・御札・福笹も郵送で返却が可能となっている。

取材・文・写真/岡田由佳子

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