関西人は「オールザッツ」見ずに年は越せない! その魅力とは

2020.12.29 19:45

『オールザッツ漫才2020』(MBS)

(写真8枚)

31回目を迎え、関西人に「これがないと年を越せない」と言わしめる年末の風物詩的ネタ番組『オーツザッツ漫才』(MBS)。今年も12月29日の深夜から30日の早朝にかけて生放送される。

1990年に放送開始され、年末に約5時間という長丁場のなか、その年を象徴する大阪のよしもと芸人が総出演する同番組。これまでレイザーラモンHGの「ハードゲイ」キャラや天津木村のエロ詩吟など、この番組で話題となりブレイクした芸人も多く、全国区への登竜門的な存在とも言われている。

メイン企画として若手芸人による「トーナメントバトル」があり、2018年は見取り図が「南大阪在住のカスカップル」のネタで優勝するなど、関西ローカルならではのディープなネタが見どころのひとつだ。

今年のネタバトルには、今話題の18組の若手芸人が出演。将来有望と期待されるNSC41期生の女性コンビ・ハイツ友の会や、『ウチのガヤがすみません!』にも出演したピン芸人・キャツミ、中田カウスを師匠にもつドーナツ・ピーナツなどが登場し、劇場に足を運びづらかった今年、お茶の間にいながらネクストブレイクを発掘するチャンスだ。

そのほか、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で、ふとした瞬間に女が出るネタで優勝した吉本新喜劇・岡田直子、同じく新喜劇からヤンシー&マリコンヌなども参戦する。

『オールザッツ漫才2020』(MBS)過去放送の様子

ほか、M−1ファイナリスト常連の見取り図、今年初めて準決勝に進出した滝音、コウテイら16組のネタ披露や、CM前のはちゃめちゃなやりたい放題コーナーなど、笑いおさめにピッタリなプログラムが盛りだくさん。

MCは昨年に引き続き、アキナ、和牛、アインシュタインの人気芸人3組が務める。放送は12月29日・深夜0時40分から。今年はツイッターでの視聴者投票も実施されるとのことで、例年以上にテレビの前で楽しめそうだ。番組終了後の朝5時10分からは、YouTubeで大反省会の生配信もおこなわれる。

【ネタ(16組)】(50音順)

エンペラー、祇園、コウテイ、さや香、セルライトスパ、滝音、ニッポンの社長、ネイビーズアフロ、濱田祐太郎、ビスケットブラザーズ、紅しょうが、見取り図、守谷日和、吉田たち、ラニーノーズ、ロングコートダディ

【コーナー出演(7組)】

浅越ゴエ、からし蓮根、ギャロップ林、天才ピアニスト ますみ、藤崎マーケット、ゆりやんレトリィバァ、令和喜多みな実

【若手ネタバトル出演者(18組)】(50音順)

あきぞう、今井らいぱち、岡田直子、キャツミ、戦士、ダブルアート、ツートライブ、デルマパンゲ、ドーナツ・ピーナツ、ハイツ友の会、フースーヤ、放課後ボーイズ、マイスイートメモリーズ、マユリカ、緑川まり、武者武者、ヤンシー&マリコンヌ、ラフ次元

文/フジタミナミ

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