『千と千尋』まさかの8億増も…鬼滅1位「時間の問題」の声

2020.12.15 21:45

興行収入316.8億円を記録し、歴代1位に輝く映画『千と千尋の神隠し』

(写真2枚)

スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』の興行収入が、316.8億円に上向き修正。12月15日の配給会社『東宝』(本社:東京都千代田区)のラインアップ発表会見で発表された。

2001年に公開され、興行収入308億円を記録した同作。今回の上向き修正として追加された8.8億円は、今年6月から2カ月のあいだ劇場でおこなわれた再上映分の興行収入だという。

この発表と同時に注目を浴びているのは、今まさにその記録を塗り替えようとしている映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。同作は、公開から59日目の12月14日には興行収入302億円を記録し、1位の『千と千尋の神隠し』超えまで目前というところまで来ていた。

首位獲得寸前というところでの発表に、ツイッターでは「千と千尋」がトレンド入りするなど言及するコメントが続出。「上乗せしたとしても、鬼滅が上回るのは時間の問題だろうな」「どちらもいい作品だから必要以上に争わなくていいと思う」「いい作品が生まれるためにも、順位の入れ替えは大事」「再上映で8.8億ってすごいのでは」と、さまざまな意見が飛び交っている。

怒濤の追い上げを見せる映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、12月26日からはさまざまなエフェクトで映画を楽しめる「MX4D・4DX」での上映や、新たな入場特典の配布などを控えていることもあり、「記録更新は時間の問題」とみる人も多いようだ。

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