ホテルの客室で開催のアートフェア、今年はレトロビルで

2020.12.16 07:45

松村咲希《combination-switchbacks》 wood panel、cotton cloth、acryic spray 2020 Courtesy of DMOARTS

(写真5枚)

今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの展覧会や美術イベントが中止・延期を余儀なくされた。大阪のホテルで毎年開催されてきたアートフェア『ART OSAKA』もそのひとつだ。

しかし、1年の最後にうれしい情報が飛び込んできた。『ART OSAKA』のスピンアウト企画が12月18日より3日間、おこなわれる。

会場は、大阪メトロ東梅田駅から徒歩6分の「山川ビル」(大阪市北区)。ビルの1・2・4・5階のフロアを専用会場とし、国内の28画廊が現在活躍中の若手・中堅作家の展示をおこなう。

宮田彩加《Knots Flower and Birds-Tulip-》 綿布、ミシン糸、金彩フィルム、木製パネル 2020 Courtesy of studio J

若手では、アクリルペイントとシルクスクリーンなどを用いて複雑なレイヤーを作り出す松村咲希、プログラムされた刺繍データに意図的なバグを起こさせる宮田彩加、新進アーティストを支援する資生堂の公募展『shiseido art egg』に選出された西太志がおり、中堅では、機械の構造を持つキネティック・アートのタムラサトル、パラモデルのメンバーで近年は青焼きによる図面的な作品を発表する中野裕介らがラインアップされている。

なお、新型コロナウイルス感染症対策により、入場は事前予約制となっているのでご注意を。従来の『ART OSAKA』よりコンパクトだが、内容的には決して負けていない。今年限りの開催なので、レア度ではむしろ上だろう。期間は12月20日まで。入場料1200円(1DAYパス)。

文/小吹隆文(美術ライター)

「ART OSAKA WALL by APCA」

期間:2020年12月18日(金)〜20日(日)
時間:11:00~18:00(12/20は~17:00) 
会場:山川ビル(大阪市北区曽根崎1-7-3)
料金:1200円(1DAYパス、事前予約制)

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