King GnuのMV監督の新作映画、出演者が素顔を明かす

2020.12.1 08:45

主人公の悠二役・藤原季節(右手前)、その後ろが佐々木役・細川岳。多田役・遊屋慎太郎(左手前)、木村役・森優作。(C)「佐々木、イン、マイマイン」

(写真5枚)

日本を代表する人気バンドとなったKing Gnuの楽曲『The hole』(2019年)のミュージックビデオを手がけ注目を集める内山拓也監督による新作『佐々木、イン、マイマイン』が公開された。

内山監督はMV『The hole』の発表時、「人が恋をしていると実感できる、さまざまな『その瞬間』を捉えようと、最初に曲から受けた直感的なイメージを大事にしながら物語を紡ぎました」とコメントしたが、『佐々木、イン、マイマイン』でも、鳴かず飛ばずの日々を送る27歳の主人公・悠二が抱える将来の行き場のなさと焦燥感、そして飛びっきり明るくてバカばかりやっている同級生・佐々木の意外な素顔など、それぞれが現実に直面する『瞬間』が描かれている。

『佐々木、イン、マイマイン』の構想がスタートしたのは今から6年ほど前。佐々木というキャラクターは、佐々木役を演じる細川岳の高校時代の同級生がモチーフ。内山監督はそのエピソードに衝撃を受け、「俺が映画化しても良いか」と熱意をもって映画化に取り組み、ともに脚本を書き上げた。

悠二役には、映画『his』(2020年)で主演をつとめるなど、いまもっとも注目すべき俳優のひとりとして知られる藤原季節。悠二の同棲相手・ユキを演じたのは、『お嬢ちゃん』(2019年)や『アンダードッグ』(2020年)で力演をみせた萩原みのり。

そのほかにも『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020年)の遊屋慎太郎、『野火』(2015年)の森優作、『猿楽町で会いましょう』(2021年)の公開を控える小西桜子ら、期待の若手が顔をそろえている。

1992年生まれの内山拓也監督。スタイリストを経て、23歳で初監督作品『ヴァニタス』を制作。

関西公開を記念して11月29日に「大阪ステーションシティシネマ」でおこなわれた舞台挨拶では、登壇者の萩原みのりが内山監督について「面倒臭い人。映画の現場で『後悔したくないから』と声を出していう人を初めて見ました。頭を両手で押さえながら『後悔したくない』って。変な人だなって思いました(笑)。でも、それだけこだわりが強い監督なんです」と人柄について明かした。

ちなみに『佐々木、イン、マイマイン』には、King Gnuのメンバー・井口理も出演。佐々木と一悶着を起こすチンピラを演じている。井口は、2020年に公開された行定勲監督の映画『劇場』にも天才的な舞台演出家の役で登場。両作品ともに出番はわずかだが存在感を放っており、RADWIMPSの野田洋次郎らに続く、ミュージシャン出身の人気俳優になる予感も。

現在は、King Gnuだけではなく、平井堅、Uruなど話題のMVを次々と制作している内山監督。彼の初めての長編映画とあって、音楽ファンは特に見逃せないのではないだろうか。映画『佐々木、イン、マイマイン』は全国公開中。

内山拓也監督によるKing Gnuの『The hole』PV

文/田辺ユウキ

『佐々木、イン、マイマイン』

監督:内山拓也
脚本:内山拓也、細川岳
出演:藤原季節、細川岳、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、三河悠冴、河合優実、井口理(King Gnu)、ほか

(C)「佐々木、イン、マイマイン」

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