大阪府「USJはパートナー」連携協定でパーク内に英語教育

2020.11.25 06:45

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と大阪府による「包括連携協定 締結式」の様子(11月24日・USJ)

(写真7枚)

大阪府と「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)が11月24日、『包括連携協定』を締結。子ども・教育や観光・地域活性化など、7分野にわたる連携と協働を発表した。

今回の締結に関して同パークを運営する「ユー・エス・ジェイ」のJ.L.ボニエ社長は、「2025年の大阪万博に向けた地域社会の活性化へ取り組んでいく」と説明。

なかでも将来に向けたグローバル人材の育成として、「大阪府と英語教材を共同作成した。お子さまによる英語の問いかけに対しクルーが英語で対応し、英語に慣れる機会を作れるようにした」という。

これに対して吉村洋文知事は、「道を尋ねたり、食事を楽しんだり、英語を使った疑似体験は、実際の生活に活かすうえで重要。これからグローバル化も進んでいくので、子どもたちには世界に羽ばたいて夢をつかんでいただきたい」と話す。

また、現在の新型コロナウイルス感染症による影響に対しても、「コロナ禍で厳しい状況でも、大阪を元気に活性化することに対しUSJはパートナー」と話した吉村知事。

「2025年には『大阪・関西万博』もあり、ベイエリアをもっと活性化させなければならない。これからもともに世界に誇れる、元気な大阪にできるよう取り組んでいきたい」と挨拶した。

取材・文・写真/岡田由佳子

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