日本初の大規模個展、バンクシーに認められたアーティスト

2020.11.24 11:15

本展のテーマ「LIFE IS BEAUTIFUL」

(写真12枚)

ミスター・ブレインウォッシュという名義で活動するティエリー・グエッタの日本初の個展が、11月20日に開業した「心斎橋PARCO(パルコ)」(大阪市中央区)で、12月6日までおこなわれている。

彼の名前を世界に広めたのは、ストリートアーティストのバンクシーが初めて監督を務めたドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年公開)だ。アカデミー賞にもノミネートされた同作に、ミスター・ブレインウォッシュの革新的な映像が使われたことが、彼の転機になったという。

彼は、10年以上もの間、ストリートアートとポップアートを巧みに融合させる作品で、現代美術の世界に挑み続けてきた。映画では、アートの本質や意義を問うとともに、ミスター・ブレインウォッシュとバンクシー、そしてストリートアート運動の軌跡を追っている。

バンクシーの作品を引用し、コラージュした作品も。左から「Balloon Girl」「Banksy Thrower」

そして、ミスター・ブレインウォッシュは、この映画をきっかけに本格的にアーティストとしてのキャリアを積んでいく。世界最大規模のアートフェアである「アートバーセル」での大型個展やマドンナやレッドホットチリペッパーズなど、ミュージシャンのアルバムジャケット制作、アート活動を通した社会貢献など、現代アートの枠を超えた活動を続けている。

日本初の大規模個展となる本展では、ミスター・ブレインウォッシュの作品・約80点が展示される。マリリン・モンローやアインシュタイン、チャップリンなど私たちが知るポップアートのアイコンを「僕たちが洗脳されてきたもの」として引用したコラージュ作品が多く出品されている。

ミスター・ブレインウォッシュは「作品を見た人たちが楽しく感じること、ハッピーでポジティブになり、自分たちの人生を美しいと思えることが、僕にとって一番大事なこと。スターや親しんでいるキャラクターを見ると気持ちがわくわくするでしょ」と同展開催にあたってのインタビューで話した。

なお、映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』は「シネマート心斎橋」(大阪市中央区)で12月3日まで再上映されている。

『MR.BRAINWASH EXHIBITION "LIFE IS A BEAUTIFUL"』

期間:2020年11月20日(金)〜12月6日(日)
時間:10:00〜20:00
会場:SPACE14(大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋パルコ14F)
料金:一般1000円、学生700円、小学生以下無料
電話:06-7711-7600

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