伊藤健太郎主演、黒木瞳監督の映画が予定通り公開

2020.10.31 12:03

弘徽殿女御演じる三吉彩花、伊藤雷を演じる伊藤健太郎。(C)2019「十二単衣を着た悪魔」フィルムパートナー

(写真3枚)

俳優・伊藤健太郎が主演、女優でもある黒木瞳が監督を務める映画『十二単衣を着た悪魔』が、予定通り11月6日に公開されることを10月31日に発表した。

一連の報道を受けて公開日の協議をおこなっていた同作だが、10月30日に公開された『とんかつDJアゲ太郎』同様に上映されることに。SNSでは、「映画公開されるようで、本当良かった」「関わっている人のためにも良かったです」と、喜びの声があがっている。

今回の作品は、黒木瞳が脚本家・小説家の内館牧子の『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』(幻冬舎文庫)に惚れ込んだことから実写化が実現。黒木監督としては『嫌な女』(2016年)に続く、第2作目となる。

伊藤健太郎が演じるのは、フリーターのネガティブ男子の伊藤雷(らい)。優秀な弟と比べられ悲観するなか、『源氏物語』の世界へとタイムスリップ。

紫式部の『源氏物語』では脇役的存在でもある弘徽殿女御(こきでんのにょうご)が自立した強い女性として描かれ、伊藤はそんな彼女たちの影響を受けて成長していく。

弘徽殿女御役に三吉彩花、妻の倫子役に伊藤沙莉のほか、山村紅葉、笹野高史らが出演し、EXITの兼近大樹にとっては初の映画出演になる。

『十二単衣を着た悪魔』

2020年11月6日(金)公開
監督:黒木瞳
出演:伊藤健太郎、三吉彩花、ほか
原作:内館牧子『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』(幻冬舎文庫)
制作・配給:キノフィルムズ
(C)2019「十二単衣を着た悪魔」フィルムパートナー

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