変化が求められるホテル、レストランの意外な活用方法は?

2020.10.9 07:15

17時から1時間だけ、ご褒美タイムとしてハッピーアワーが登場(1日会員利用者のみ、+300円で)

(写真8枚)

コロナ禍を機に休止していたホテルのレストランも徐々に復活しつつあるが、今も休止が続く店も少なくはない。そんななか「京都タワーホテルアネックス」(京都市下京区)では、新たな活用法を見出すため10月からコワーキングスペースとなっている。

緊急事態宣言を機にホテルとして休館し、宿泊は7月に再開したもののレストラン「レジーナ」は休止したまま。JR京都駅から徒歩約3分という好立地で、「遊休スペースをどう活用するのか、世の流れに沿ったアクションを起こしたいと話し合いました」と、同ホテルを運営する「京阪ホテルズ&リゾーツ」の戦略担当主任の松井佑介さん。

たどりついたのは、コワーキングスペース。最近、客室を貸し出す事例は増えているものの、レストランというのはレアだ。テーブルのレイアウトを変更し、各テーブルには充電用にコンセントを準備、WiFiを強化することで、レストランからの移行はスムーズに進行できたという。

「リモートワークが増加し、京都にある支社が閉鎖したといった状況をお伺いすることも。近隣の方々や京都地区を担当されている方々が気軽に働ける場所になれば」。

そのため通常のコワーキングスペースは、入会金が必要な場合も多いが、1時間400円、1日会員は1500円と気軽に利用できる価格に。後者であれば出入り自由なので、周辺のコンビニやランチ、ここを拠点に打ち合わせに出かけることだって可能だ。

紅茶とコーヒーはフリー、食事の持ち込みも可。1日会員であれば17時〜18時は300円追加でビールが飲み放題にというご褒美タイムも。利用時間は10時〜20時(最終受付は〜19時)、受付時に身分証明書の提示が必要で、20歳以上のみ。

「コワーキングスペース レジーナ」

住所:京都市下京区新町通七条下る東塩小路町595-1 京都タワーホテルアネックス1F
時間:10:00〜20:00(最終受付19:00)
料金:1時間ごとに400円、1日会員は1500円
電話:075-343-3111

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