ドラえもん、モダン建築…京セラ美術館の2021年展示が決定

村上 隆《あんなこといいな 出来たらいいな》(部分)(C)2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. AllRights Reserved. (C) Fujiko-Pro
5月にリニューアルオープンした「京都市京セラ美術館」(京都市左京区)の2021年度の展覧会が決定。開館1周年記念やコロナ禍で延期されていたものなど、多彩なジャンルの展覧会が展開される。
本館では、7月17日から開館1周年記念展『上村松園(仮称)』を開催。近代の京都画壇を代表する日本画家・上村松園(1875~1949)。2度目となる同展では、同館が所蔵する初期の代表作『人生の花』をはじめ、全国の美術館から集結した絶筆に至るまでの約100点の作品を通して、女性画家ならではの独自の視点で追求された芸術の全貌を紹介する。期間は9月12日まで。
新館 東山キューブで7月10日から開催されるのは、コロナ禍で延期になっていた『THEドラえもん展 KYOTO 2021』。奈良美智、村上隆、蜷川実花ら現代アートの最前線で活躍するアーティスト28組による、同展のために生み出されたドラえもんの世界観がテーマで、出展作品のデザインや京都会場限定のグッズも登場する。期間は9月5日まで。
さらに、東山キューブでは、9月25日から開館1周年記念展『モダン建築の京都』を開催。神社仏閣だけでない京都の魅力を掘り起こす同館初の大規模建築展となり、現存する明治期からのモダン建築の図面、模型、映像などの資料の展示とともに、街歩きとの連動企画も実施する。期間は12月26日まで。
ほかにも、1周年記念展として同館の約3700点におよぶコレクションを、現代作家・建築家など京都ゆかりの個人と組み合わせ、6部屋で展開する『コレクションとの対話:6つの部屋(仮称)』(10月9日から本館にて)、大阪の現代美術家『森村泰昌展(仮称)』(2022年3月から新館 東山キューブにて)を開催予定。
また年間を通していつでも鑑賞できる「コレクションルーム」では、京都の四季に合わせた年4回の作品展示替えを実施する。ミュージアムカフェやショップでは、所蔵品をモチーフにした生菓子が登場し、季節限定の味も楽しめる。いずれも会期など変更になる可能性があるため、詳細は公式サイトにて確認を。
文/塩屋薫
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