世界各地の「先住民」の生活道具など740点が、大阪に集結

2020.10.5 16:15

仮面(ネパール ネワール)

(写真8枚)

新型コロナの影響で、延期となっていた展覧会『先住民の宝』が、「国立民族学博物館」(大阪府吹田市)で、10月1日よりおこなわれている。

本展は、世界各地の「先住民」にスポットを当てた企画。現在、世界には70以上の国々に約3億7000万人もの先住民が暮らしており、民族の数は少なくとも5000と言われている。

今回取り上げるのは、オーストラリアのアボリジニ、マレーシアのオラン・アスリ、北欧のサーミなど9つの国や地域に暮らす先住民たち。彼らが使用する仮面、神像、衣服、装身具、絵画、生活道具など約740点を通して、先住民の生活や文化、精神世界を紹介する。

また、多数の講座、ワークショップ、映画上映会が予定されており、最新の研究成果を学べるという。

先住民は西欧列強の植民地化や国家にのみ込まれてきた歴史を持ち、現在も困難に直面しているケースが見受けられる。彼らをとりまく現状や、大切にしてきた「宝」(人間関係、自然環境、生活用具、祭礼、芸能、精霊、祖霊など)を知ることで、先住民が継承してきた文化の魅力と、彼らが未来へ抱く希望を感じ取りたい。

また、明治後期の北海道を舞台とする野田サトルの人気漫画『ゴールデンカムイ』のデジタル原画をアイヌの民具とともに展示。

期間は12月15日まで、料金は一般880円。

文/小吹隆文(美術ライター)

『先住民の宝』

期間:2020年10月1日(木)~12月15日(火)※水曜休  
時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
会場:国立民族学博物館(大阪府吹田市千里万博公園10-1)
料金:一般880円、大学生450円、高校生以下無料
電話:06-6876-2151

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