半沢直樹最終回、関西で34.7%の最高記録…7年ぶり大台

2020.9.29 07:45

『日曜劇場 半沢直樹』

(写真1枚)

堺雅人が主演を務めるドラマ『日曜劇場 半沢直樹』(MBS)の最終回(第10話)が27日に放送され、関西地区では平均視聴率34.7%(ビデオリサーチ調べ)を獲得し、番組最高記録を達成。

視聴率が30%を超えたこの記録は、半沢直樹前シリーズの最終回(2013年9月22日)の45.5%以来、7年ぶりとなった。関東地区の最終回平均視聴率は、32.7%。

第10話では、伊勢志摩ステートから箕部幹事長(柄本明)への金の流れが記された決定的証拠が、大和田(香川照之)と中野渡頭取(北大路欣也)によって箕部の手に渡ってしまい、怒りに燃えた半沢(堺)は3人に対して1000倍返しを誓うも、帝国航空再建プロジェクトから外されてしまう。

頭取に裏切られ、バンカーとしての熱意を失いかけていた半沢だったが、森山(賀来賢人)と瀬名(尾上松也)に背中を押され、もう一度立ち上がることを決意。半沢は自身の人生をかけ、箕部の不正を暴く決定的証拠を見つけ出し、最後にはバンカーの誇りと正義、そして銀行の未来をかけた全身全霊の倍返しを叩きつける・・・という展開だった。

この日、「あと2時間後で最終回だ・・・」「ドキドキする」など21時のスタートを待つ人々の声があふれ、放送前から「#半沢直樹」がトレンド入り。

放送中も、半沢、大和田、中野渡頭取、白井大臣(江口のり子)、笠松(児嶋一哉)、黒崎(片岡愛之助)の見事なまでのチームプレーに、SNSでは「スカッとした」「白井大臣かっこよすぎ!」「笠松がキーパーソンになるとは」と大興奮する場面も。

そして毎分最高視聴率は、22時4分の38.0%で、過去の不正を公表したため、信用を失った責任を取って退職の決意を固めた半沢に、むしろ沈没寸前の銀行を立て直す責任を半沢にとるよう大和田が叱責し、「頭取」になりケジメをつけるよう言い渡すシーン。「やれるもんなら、やってみな!」「あばよーっ!」と叫ぶ大和田に、ツイッターは大盛り上がりを見せた。

放送後、あいさつをした大和田役の香川照之

放送後は「最高だった」「日曜夜の楽しみが・・・」と早くもロスに陥る人が多かったが、半沢の妻・花(上戸彩)のセリフ「生きていればなんとかなる。生きていればね」もあり、「今日はこの言葉が心に響きすぎる」「沁みる」「明日からも頑張ろうという気持ちになった」といった前向きなつぶやきが並んだ。

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