明日海りお「ときにはこだわりを捨てて、きちんと学びたい」

2020.9.19 20:15

映画『ムーラン』の公開を記念して行われたオンライン・パーティーで、笑顔を見せる明日海りお。今回は東京と大阪でのリモート取材

(写真4枚)

「宝塚を離れても『おもしろい役者』と期待していただけるように…」

──宝塚歌劇団を卒業されて約10カ月が経ちましたが、その間には緊急事態宣言が出ていた期間もありました。ステイホームのなかで心の支えになったものは?

家に居つづけたので、猫が私にとって本当に大きな存在でした。宝塚にいるときはお留守番をさせてしまう時間が長くて、実家にあずけたことも度々あったのですが、1日中一緒に過ごすことができるようになって、色んなしぐさを見れたり・・・。

すると、私が愛情をかけているだけではなくて、向こうからも思いやりを感じるというか、そんなふうになってきて(笑)。親バカかもしれないですけど、支えられているなと思います。自粛期間が終わり、仕事をしてちょっと緊張して帰ってきても、猫とはいえど家族なのでその存在にホッとします。

──寝るときも一緒ですか?

はい、ちゃんとベッドルームに来てくれます。お布団の中には入ってこないんですけど、私が朝、目覚めるまで一緒の空間にいてくれます。

──やはり、このコロナ禍で関西には長い間、いらしていないのでしょうか? 

早く帰りたい、と言ったらおかしいですが、状況が落ち着いたら遊びに行きたいなと思います。長い間暮らしていたので関西の独特の安心感を覚えていますし、関西弁を聞いてホッとしたいです。関西は、やはり心の故郷ですね。

映画のエンドロールで自身の名前を初めて見たとき、「あ!自分の名前だ、と不思議な気持ちでした」と打ち明ける明日海

──今回はリモート取材ですので、関西でお待ちしております! ところで、宝塚を退団されてから考え方や仕事のスタンスなど、変化はありましたか?

しばらく舞台のお仕事からは離れているので、やっぱり舞台に立つ感覚、基礎的な体力や肺活量もそうですし、舞台の勘みたいなものを忘れないように、きちんと準備しておきたいなという思いがあります。

それと同時に、舞台以外のお仕事に関しては、この声優もそうですし、初挑戦のものが多いので、きちんとアンテナを張り、よりよい表現方法を吸収していくスピードを、どんどん上げていきたいなと思っています。

──2021年1月~2月には、宝塚時代に主演された『ポーの一族』の再演が決定しました。永遠の時を生きるバンパネラのエドガーは、2018年の公演が終わってからも明日海さんのなかに眠っていた感じですか?

いえいえ、あの千秋楽のときにお別れというか、もう関わらなくなってしまうんだな、と不思議に思いましたし、「エドガーはまたひとりで旅をしていくんだな」という感覚になりました。

だから今回のビジュアル撮影で、ゾワゾワッとなんだか鳥肌が立ちました。エドガーの哀しさ、人恋しさとかが、またウワーッと湧き上がってきて苦しかったです。

──明日海さんのエドガーにまた会えるのはとてもうれしいです。11月7日には山崎育三郎さんのライブイベントにゲスト出演されますが、今後ご自身のコンサートの夢などは?

ぜひいつかやってみたいです! 先日、『FNS歌謡祭』に出演させていただいたときも(映画『ムーラン』の主題歌『リフレクション』を城南海(きずきみなみ)とデュエット)、歌のパワーを感じました。演奏する人がいて、歌う人がいることの素晴らしさ。

私が好きだからだと思うのですが、すごく楽しかったですし、やはり音楽のパワーを改めて実感したので、いつかそういう機会があればいいなと思います。

──いよいよ本格的に明日海さんの第2章が始まったという感じで本当に楽しみです。今後どのように進んでいきたいですか?

新たな世界、新しいフィールドに立ったわけなので、こだわりを捨てなければいけないところは捨てて、きちんと学んでいきたいです。色々なものを吸収して素早くキャッチし、宝塚を離れても「おもしろい役者だな」と期待していただけるように、がんばりたいです。

映画『ムーラン』

監督:ニキ・カーロ
出演:リウ・イーフェイ/コン・リー/ジェット・リー/ドニー・イェン
日本版声優:明日海りお、小池栄子

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