京都から滋賀に移転、ブックカフェがなぜここに?

2020.9.6 08:15

築50年の民家をリノベーションした店内

(写真6枚)

滋賀県湖南市に古本のブックカフェ「DONGREE BOOKS & STORY CAFE(ドングリーブックス アンド ストーリーカフェ)」(湖南市石部)がオープン。町を活性化する場として期待されている。

もともとは、2020年5月に閉店した清水五条の「Dongree コーヒースタンドと暮らしの道具店」(京都市東山区)の店主だったドリーさん。業態を変えて移転したのは、湖南市が地域おこし協力隊として「ブックカフェで地域を活性化する起業家」を募集していたことがきっかけで、8月7日にオープン。

ドリーさんは、店舗運営のテーマに掲げる「自分自身と、周りの人々が豊かに暮らせるコミュニティ作り」を実現するために応募。これまで扱っていた、コーヒーや職人が手作りする道具は引き続き提供しつつ、読書を楽しめ、滋賀ならではの食事を提供するカフェに。それと同時に、地域おこし協力隊としての活動をおこなっている。

ブラックバスの臭みは一切なく、美味しく食べられる「琵琶湖産ブラックバスの特製フォー」(1200円税込、+100円でご飯付き)

カフェで注目したいのは、「琵琶湖産ブラックバスの特製フォー」(1200円、+100円でご飯付き)。親交のある、京都のジビエ料理店「地球の幸せを夢見るバク」の店主・竹内和歌子さんが、アジアの旅行先で出合った川魚の「レモン鍋」をヒントに考案したとのこと。

本来は戦後の食糧難対策のために輸入されたブラックバスを、「せっかくある琵琶湖の資源を使うことが大切。川魚とは違う独特の旨味と肉厚の身が気に入りました」と使用。レモンの酸味をきかせた鶏ガラとレモングラスのスープに、フォーを合わせ、ソテーしたブラックバスをトッピングされている。

ほかにも、湖南の旬の食材を使ったランチプレートやパスタなどのランチや、レモンケーキや台湾カステラなどのスイーツ4種も楽しめる。

今後は「ここにある約400冊の古本や道具を通じて人がつながり、ストーリーが生まれる場所になれば」と意気込み、夜にお酒と本を満喫する「BARタイム」企画などのイベントも不定期で実施。ランチは予約制、営業は11時半〜18時。JR石部駅から徒歩約9分。

取材・文・写真/中河桃子

「DONGREE BOOKS & STORY CAFE」

2020年8月7日(金)オープン
住所:滋賀県湖南市石部西1−5-7
営業時間:11:30~14:00、カフェタイム14:00~18:00(ランチタイムは予約制。予約はホームページから)
電話:0748-69-5923(金~月11:30~18:00)

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