三井不動産の新ブランド、京都で目指す「進化系ホテル」

2020.8.6 07:15

ラウンジ「THE TASTE」では、カフェ、バー、モーニング、バーとして朝8時から深夜1時まで利用可(メニューは時間帯により異なる)

(写真21枚)

「三井不動産グループ」による新ホテルブランド「sequence(シークエンス)」が、関西に初登場。京都・五条に8月7日にオープンする。

ラグジュアリーな「ザ・セレスティン」、全国各地に展開する「三井ガーデンホテル」などに続く新ブランドが目指すのは、次世代に向けたホテル。東京都渋谷区の「ミヤシタパーク」内に8月1日に第1号店がオープンしたばかりで、「sequence KYOTO GOJO」は2号店となる。

これまでのホテルサービスから一新し、セルフチェックインでキャッシュレス。ドアの開閉などはすべて顔認証で対応し(カードキーもあり)、館内のガイドや宿泊約款はすべてタブレットで対応しペーパーレス。ラウンジのメニューもQRコードを読み込んでオーダーと、まさに今の時代ならでは。また、これまでの系列店の京都の観光客の利用を考慮して、チェックインは17時からで、チェックアウトは14時となっている。

「生活のスタイルが変動するなか、新しい価値観や体験を提案できれば。京都のゆるやかな空気感が流れ、人と人、人と街がつながっていくような場所を目指したいと思います」と、担当者は話す。

ヒノキのアロマが香るスチームサウナが楽しめるTHE SAUNA。座って楽しめる岩盤浴の「ホットストーン」も

京都の文化を取り入れつつもモダンでアートを感じる空間として、デザイン監修は海外の飲食施設なども手掛けるインテリアデザイン会社「グリフォン」が担当。注目は、ミニマルな音楽が流れる浴場「THE BATH」とミストサウナの「THE SAUNA」(時間によって男女入れ替え制)。「禅のように自分と向き合う時間を過ごしてもらえれば」と、洞窟をイメージしたスタイリッシュな空間となっている。

1階の共有スペースとして利用できるバーラウンジでは、フレンチの巨匠アラン・デュカスによるレストラン等で修業したフランス人シェフがメニューを考案。地中海沿岸のレバノンやパレスチナでよく食べられるババガヌーシュ、中東のフムスといった多国籍な料理や、スイーツ、カクテルなども楽しめる。

場所は地下鉄五条駅から徒歩約3分、四条駅からは徒歩5分。宿泊料金はオープン記念プラン1室6000円〜、通常は11540円〜(共に2名用)。

「sequence KYOTO GOJO」

2020年8月7日(金)オープン
住所:京都市下京区五条烏丸町409
電話:075-353-0031

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