「世界猫の日」である８月８日に、「ＭＫタクシー」（京都市南区）では、ねこゆかりの店をめぐる初の募集型タクシーツアーを実施。社内で「ねこ好きドライバー」と称されるハイヤー課の大石あかりさんが企画したという。

今回の『京都にゃんこぱらだいすツアー』の見どころについて、大石さんは「ザ・観光と言うより、真のねこ好きが喜んでくれそうな、繁華街から離れた穴場を訪れます。家のような空間でのんびりくつろいでもらえれば」と、プライベートでもお気に入りの店を提案したと話す。

同ツアーは「京都駅」発着で、ねこの本が充実の町家ブックカフェ「ことばのはおと」（京都市上京区）と、寺を模したカフェ＆ギャラリー「猫猫寺（にゃんにゃんじ）」（京都市左京区）へ。

どちらもねこにちなんだメニューが用意され、参加者特典は「フェリシモ猫部」（本社：神戸市中央区）の御朱印帳と、「猫猫寺」のツアー限定御朱印。「猫猫寺」では運がよければ人気のねこ住職に会える可能性もあるとか。

同ツアー料金は１万９００円（「猫猫寺」夕食付き・「ことばのはおと」で飲食をする場合は別途）で、８月８日の１５時から約５時間を予定。

最少催行は５名（最大１５名）で、車内消毒や独立座席など感染症対策を実施。なお、売上げの一部は「フェリシモ わんにゃん基金」に寄付される。

取材・文／塩屋薫