Da−iCE、フル3DCGライブ実施…コロナ禍での新しい形

2020.7.27 20:15

『FAKESHOW』ではDa−iCEメンバーのシルエットの巨大モニュメントが登場

(写真9枚)

結成10周年の5人組ダンス&ボーカルグループ・Da−iCE(ダイス)が26日、オンラインライブを開催。バーチャルライブ会場「ABEMAアリーナ」のこけらおとし公演として、3DCGを駆使した新感覚のパフォーマンスを披露した。

ABEMAが新たにオープンさせる、高品質CGで制作された特別なバーチャルライブ会場「ABEMAアリーナ」。リアルタイムに人物とCG背景を合成して撮影ができる「バーチャル撮影システム」を活用し、今回は東京・渋谷の街をモチーフにした近未来的バーチャル世界をテーマに、非現実的な空間のなかでの演出を実現させた。

ボーカル・花村想太の掛け声とともに始まった1曲目の『NEXT PHASE』では上空に浮かぶキューブが音に合わせて形を変化したり、インディーズ時代の楽曲『Splash』では空中浮遊モニターが現れ、メンバーの周りを自在に移動。

ライブの定番曲『FAKESHOW』ではメンバーのシルエットの巨大モニュメントが登場するなど、次々に現れては変化する映像とメンバーのパフォーマンスに、視聴者がリアルタイムで投稿できるコメント欄には「すごい!」「CGやばい」と驚く声が相次いだ。

『イチタスイチ』では、上空から「1」と「+」の立体ネオンのオブジェが

続いて「イチタスイチタス・・・」と繰りかえすフレーズが印象的な『イチタスイチ』では、上空から「1」と「+」の立体ネオンのオブジェが降ってきたり、「『BACK TO BACK』ではメンバーのダンスパフォーマンスとバーチャル世界の背景が絶妙にマッチした演出で魅了。

花村が、「あっという間ですけど、今日のライブは本当にたくさんの方が時間をかけてできあがったライブなんです」と、初めての試みである全編フル3DCGでのオンラインライブができたことに対し、改めてスタッフへ感謝し、ライブも終盤へ。

パフォーマー・和田颯が作詞作曲に携わり振付も担当したという楽曲『Yawn』では、サビのタイミングでコメント欄も「よーんよーんよーん」という掛け声のコメントが連なるなど、オンラインライブならではの掛け声でファンも大いに盛り上がった。

ラストは、メンバーを乗せたステージが空中へ浮かび、ビルが立ち並びキラキラと輝く夜の街を移動しながらOfficial髭男dismのボーカル・藤原聡が手がけた『FAKE ME FAKE ME OUT』を披露。

実際はグリーンバックのスタジオでパフォーマンスするDa−iCE

そしてメンバーが指を鳴らすとバーチャル背景は一瞬で消えてグリーンバックに。今まで夢を見ていたかのような感覚のまま、メンバーは颯爽とスタジオを後にし、ライブは終了した。

ツイッターでは「#Da−iCEオンラインライブツアー」がトレンド入りし、「迫力満点の映像とパフォーマンスに圧倒された約1時間でした」「オンラインライブの余韻で全然寝れません!!」など、興奮冷めやらぬファンのコメントで溢れた。

『Da−iCE×ABEMA ONLINE LIVE TOUR 2020ーTHE Da−iCE』は全3回の公演で、次回は8月16日、9月13日の予定。公演内容はすべて異なるものが用意されるという。チケットは各3500コイン。

『Da-iCE×ABEMA ONLINE LIVE 2020 -THE Da-iCE-』

第2弾:8月16日(日)・21時〜
第3弾:9月13日(日)・21時〜

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