ハーブやドライフルーツ・・・発想に注目の京都・和菓子屋
2020.7.24 07:15

「アントニオとララ」900円。詩人アントニオの苦悩を苦みのある焦がしキャラメルで、盲目の少女ララの情熱をほとばしるパッションフルーツの香りで表現。淡路島産のフェンネルの花など、季節のハーブを添えて
(写真6枚)
さまざまな和菓子の楽しみ方を提案する和菓子店「菓子屋のな」(京都市下京区)。創作性あふれるかつてない品々に、地元だけでなく和菓子好きから注目を集めている。
店主の名主川千恵さんは、職人として和菓子を手がけると同時に、地元・淡路島の食材を使ったり、文学をモチーフにしたりと、自身の好きなものを和菓子へと繋げ、自由な発想から生み出す。
2018年から個人のインスタグラムで1日1つ掲載したお菓子が評判を呼び、イベントなどで販売した後、5月8日に自身のお店をオープンした。看板商品「アントニオとララ」(900円)は、アンデルセンの小説「即興詩人」の登場人物をモチーフにしたあんこ玉。フルーツや洋酒が入ったあんこは味と香りが複雑に交わり、表現の巧みさに驚かされる。
6月からは、イートインもスタート。日本茶だけでなく、コーヒーや紅茶、日本酒のセットを用意し、ドリンクとのペアリングを提案している。日本酒は元イタリアンの料理人であるご主人が和菓子に合うものを選び、香りや色を楽しんでもらうためにワイングラスで提供するこだわりも。
「和菓子に親しみを持ってもらいたい」と名主川さんが語る通り、季節の外郎(ういろう)、イタリアのパン「チャバタ」を使ったあんバターサンドなど、趣向を凝らしたメニューがそろう。販売内容はインスタグラムで告知。営業は12時〜18時。
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