波紋をつける動画が話題の京菓子店、リクエストに応え販売

2020.7.2 16:15

雨降りの様子を、錦玉羹と半錦玉羹で表したという「雨の音」(1本約9×4.5×2.5cm/810円)

(写真2枚)

京菓子店「亀屋良長」(京都市下京区)の店主が26日に投稿した、「寒天に波紋をつけています」という動画ツイートが、「まさに職人技」「涼しげで気持ちいい」など話題に。いいね数23万、リツイート数5万を超え、反響があったことから急遽、「雨の音」という名称で、7月1日から販売されている。

「プシュッ」という音とともに模様づけをおこなっていくこの動画。渦巻き状の針金を熱して押し当てることで、雨が落ちる波紋を表現したという。

梅雨時に茶道の先生から特注を受けて製作した様子を動画で公開したところ、「予想以上の反響で驚きました。気軽にアップしたので、まさかこんなに反応があるとは思わず、うれしかったです」と、店主の吉村良和さんは話す。

特注で作った「雨の音」というこのお菓子は、当初販売の予定はなかったものの、「『食べてみたい!』という声を多くいただきまして、頑張って7月1日から販売することになりました」とし、本店、もしくはオンラインサイトで購入できるという。「雨の音」は1本(約9×4.5×2.5cm)810円。

吉村さんは、「お客さまは自分で作れないから、買いに来たりオーダーしてくれると思うんです。私たちの伝統の技術を年代関係なくいろんなお客さまに楽しんでもらえるよう、日々さまざまな工夫をしています。これからも多くの方に受け入れてもらえたら嬉しいです」と話す。

「亀屋良長」は1803年創業。老舗京菓子店にも関わらず、小倉トーストが楽しめる羊羹「スライス羊かん」や、糖分を抑えた体に優しい素材でつくったオリジナルブランド「吉村和菓子店」を展開するなど、革新的なお菓子作りをおこなっている。

取材・文/小田切萌

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