大泉洋出演の三谷作品も、関西の劇場で演劇公演が続々再開

2020.6.29 11:15

左から『大地』『三谷幸喜のショーガール』のポスタービジュアル、『ギア-GEAR-』に出演するいいむろなおき、『晴れがわ』のポスタービジュアル

(写真7枚)

新型コロナウイルス感染症対策による自粛要請が解除され、少しずつ演劇公演復帰に向けて動き出した各劇場。大泉洋主演作品から、地元期待の若手まで、関西エリアで久々のライブ体験に足を運びたい舞台公演をピックアップ。

大阪の「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)では、8月12日~23日に三谷幸喜の新作『大地』を上演。大泉洋、山本耕史や竜星涼などを迎え、演じることを禁じられた役者たちの群像劇を、俳優同士の濃厚接触を極力避ける形で見せるという。

『大地』のポスタービジュアル
『大地』のポスタービジュアル

三谷いわく、この手法によって「面白さのポイントがひとつ増えた」とのことだから注目だ。また8月15日・16日には同公演の合間を縫って、川平慈英&シルビア・グラブ出演の人気ミュージカル『三谷幸喜のショーガール』も同ホールで上演。両公演とも、チケットは7月26日発売(大地/12800円、ショーガール/7500円)。

また兵庫の「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)も、7月17日から宝塚歌劇団花組『はいからさんが通る』で公演を再開。大正時代を舞台に、おてんば少女と婚約者の軍人との波乱万丈な恋を描いた、大和和紀のラブコメ漫画が原作で、新トップコンビの柚香光&華優希のお披露目公演でもある。

ミュージカル浪漫『はいからさんが通る』のワンシーン(6日、梅田芸術劇場)
初演のミュージカル浪漫『はいからさんが通る』のワンシーン(2017年10月6日・梅田芸術劇場)

健気に明るく困難を乗り越える主人公たちと、新トップになった2人の喜びが掛け算となって、元気がわき出る舞台になるのは確実。上演は9月5日までで、チケットはSS席12500円ほか、7月14日に発売。

同じく兵庫の「アイホール(伊丹市立演劇ホール)」(兵庫県伊丹市)も、7月10日~13日におこなわれる、大阪の新鋭劇団・コトリ会議の新作『晴れがわ』で演劇公演を実施。

劇団代表の山本正典は、死をめぐるシリアスなテーマを、SF風の世界のなかでなごやかに見せる独特の作風で、2年連続で「OMS戯曲賞」佳作を受賞するなど、今後が期待される劇作家だ。内容に関しては「感染症で亡くなる人を親族すら看取れない、今の状況を感じ取られるかもしれない」とのこと。チケットは3000円ほか(発売中)。

最後に、京都の「ギア専用劇場」(京都市中京区)では、ロングラン公演9年目に突入した『ギア-GEAR-』を、8月1日から再開。人形とロボットたちの不思議な交流を描いた物語を、パントマイムやマジックなどの技を駆使して、セリフを一切使わずに表現する。

日替わりで世界レベルのパフォーマーが登場するので、その超絶技巧を見るだけでも満足できるはず。休止以前の舞台から、さらにバージョンアップした内容で上演するのも楽しみだ。チケット発売日などの詳細は、近日公式サイトで発表する。

以上の劇場ではいずれも、場内やスタッフの衛生管理を徹底するとともに、発熱などの症状が見られる観客は、来場を控えるよう呼びかけている。また今後の情勢の変化により、公演日程の変更・公演中止が起こり得るので、最新情報は公式サイトでご確認を。

文/吉永美和子

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