大阪の劇場再開公演に桂米團治「落語こそ先陣を切るもの」

2020.6.24 06:15

左からブリーゼアーツの大竹正紘代表、桂米團治(6月22日・サンケイホールブリーゼ)

(写真1枚)

「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)で『桂米團治独演会』を開く米團治。新型コロナウイルス感染拡大防止のため約5カ月ぶりの公演となる同劇場の再開公演を務める米團治が6月22日、大阪市内で会見を開きその思いを語った。

2008年に『桂米團治襲名披露公演』で同劇場のこけら落とし公演をおこなったことをはじめ、前身の「サンケイホール」から縁があるという米團治。自粛期間中に、「すべての劇場が止まっている今、ひとりでできる落語こそが先陣を切ってこの状況を打破していくべきでは」という思いが募ったという。

そして同劇場を運営するブリーゼアーツの大竹正紘代表に、「独演会を開きたい」と直談判。しかし、5月21日に大阪府で緊急事態宣言が解除となるも、劇場の入場者数が定員の15%と言われたことから、当初は「独演会は現実的ではない」との判断が下された。だが、直後に50%と条件が緩和されたことから開催に踏み切ったという。

『桂米團治独演会』では、初めて生配信もおこなう。そのため、演目はリモートで観覧する視聴者にも配慮し、「演者があまり姿勢を崩さずとも感情を伝えやすい『子は鎹』と音曲もたっぷり入る『本能寺』、そして長いマクラのような感じになるかもしれませんが『ぜんざい公社』のパロディである『落語公社』を選びました」と米團治。

ソーシャルディスタンスを保った客席や生配信など手探りでの公演再開となるが、「とにかくやってみないと分からない」と気合を入れた。

公演は7月23日におこなわれ、チケットはS席4500円、A席4200円(6月28日発売)。リモート観覧は「Streaming+」で生配信され、2500円。出演はほかに桂團治郎、桂紅雀。

取材・文・写真/岩本

『桂米團治独演会』

日時:2020年7月23日(祝・木)・14:00〜
会場:サンケイホールブリーゼ(大阪市北区梅田2-4-9 7F)
料金:S席4500円 、A席4200円
電話:06-6341-8888

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