USJ、関西全域対象に営業再開…マスクを外せるエリアも

2020.6.19 18:15

キャラクターともソーシャルディスタンス(19日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

(写真6枚)

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)が19日、関西2府4県在住者を対象に一般営業を再開。より多くの人が来場できるようになり、パーク内は賑やかさを取り戻しつつある。

8日〜14日の期間は大阪府在住の年間パスポート保持者が対象で、15日からはすべての大阪府民という制限が解除され、今回は、関西2府4県在住者と全国の年間パス保持者が対象に。事前にオンライン上でチケットを購入することで入場でき、密になりすぎないよう入場者数をコントロールしている。

また今回の一般営業再開に伴い、新たに「マスクフリーゾーン」をパーク内に設置。パーク内は基本的には常時マスクの着用が必須だが、熱中症対策としてマスクを取ってくつろげるスペースを確保。入場時には手の消毒、ベンチ1つにつき2人までの利用制限、また一方通行にするなど、ノーマスクでも安心して利用できる導線となっている。

マスクフリーゾーンでマスクを外し、リラックスした様子のゲスト(19日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

そのほかにもレストランやアトラクションの列、またアトラクション内もソーシャルディスタンスが保てるよう各所に案内が設けられ、安心してパーク内を過ごせるようになっている。

今回の一般営業再開について、同パークの執行役員副社長・村山卓氏は、「8日からの再開では、涙を流して喜んでくださったお客さまもおられ、我々のほうが元気をもらえた。一般営業再開につき、これから観光業復興への一助になっていきたい」と、喜びを語った。

また全国を対象とした営業再開や、今夏オープン予定だった「スーパー・ニンテンドー・ワールド」については、「行政との話し合いをして、適切な時期を決めていきたい」と慎重に議論を重ねてから決める方針だという。

取材・写真/野村真帆

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