滋賀に飛び出しアマビエ出現、制作者は生粋のマニアだった

「琵琶レイクオーツカ」制作の飛び出しアマビエ(表面)
交通安全啓発看板「飛び出し坊や」発祥の地・滋賀県。先日、ミュージシャンの西川貴教風・飛び出し坊やが発見され話題となったばかりだが、今度は新型コロナウイルスの影響で注目を集めた妖怪・アマビエバージョンが出現した。
制作したのは、湖畔の宿「琵琶レイクオーツカ」(滋賀県大津市)の支配人であり、飛び出し坊やマニアでもある山極明宏さん。街中の飛び出し坊やの写真を集め、9年間で約1000枚を撮影。前職のホテルでも飛び出し坊やを集めた展示会を開いていたほど、生粋の飛び出し坊や好きだ。
しかし、制作するのは今回が初めて。アマビエバージョンを作った理由として、「世間がコロナで落ち込んでいるなか、何か出来ることはないかとホテルスタッフ皆で考え、疫病退散と交通安全を願って作りました」と話す山極さん。業務の合間に、約1カ月ほどかけて全員で制作。
パステルカラーでカラフルに仕上げたという飛び出しアマビエ(服はホテルの作務衣)。表はアマビエさまだが、裏側はアマビエに扮した坊やというユニークな作りとなっている。そのため、計60時間と思いのほか時間がかかったそう。

目撃した人からは、「表と裏の顔がちがってかわいい!」「斬新」など声が届いているそうで、現在は同ホテルの玄関前に設置しているが、夏の湖水浴シーズンはホテル前道路に移動する予定だという。
山極さんは、「今回でコツをつかんだので、今度はまた違う飛び出し坊やを作れたらなと思います。ただホテル業務が優先ですが(笑)。飛び出し坊やのアマビエさまバージョン、なかなかないと思うのでぜひ見に来てくださいね」と呼びかける。
まさかの自粛時間にバラエティ豊かな「飛び出し坊や」が続々と出現してきているという滋賀県ならではの実態・・・。まだ、隠れている新しい「飛び出し坊や」があるかも? 見つけたらご一報ください。
取材・文/小田切萌
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